憧「灼さん、ちょっと変じゃない?」  穏乃「そう?」の続き
もしくは
メガン「昨年のいンたーはいの時に…」 智葉「池上遼一っぽくするなよ」の続きです。

ーーーーー姫松サイド
ドーナツ屋

恭子「はい。分かってます」デンワチュウー
漫「あ、ゆーこ先輩の美味そやなあ」モグモグ
由子「一口たべる~?」アーン
漫「わ、ええんですか?あーん」
漫「あーこれおいしいですわ」モグモグ
由子「でしょ~?これ昔から好きなのよ~」

クイクイ

由子「ん?ああ、はいはい」アーン
恭子「あむ」モグモグ

恭子「ふぁい。え?千里山の…。ですか?」モグモグ
漫「あ、ほなウチもお返しに」アーン
由子「ほんま~?あ~ん」
由子「ん~。美味しいのよ~」モグモグ
恭子「はぁ。それは、まあええですけど…」

クイクイ

漫「ん?ああ…」アーン

ムグムグ
オイヒイ

漫「せやけど…。代行急にどうしたんですかね?」ヒソヒソ
漫「この電話。代行でしょ?」ヒソヒソ
由子「ん~。化物に呼ばれてもうたんや~とか言ってたけど…」ヒソヒソ
漫「ウププ。妖怪が化物に呼ばれたんですねえ」ヒソヒソ
由子「…。漫ちゃんすぐそういうこと言うの良くないのよ~?」ヒソヒソ
漫「え?駄目ですか?」ヒソヒソ
由子「全く…。誰の影響なのよ~?洋榎?恭子?」ヒソヒソ
漫「…。多分ゆーこ先輩ですわ…」ヒソヒソ
由子「…うそやん」ヒソヒソ
漫「いや、ほんまですわ」ヒソヒソ
由子「え~」ヒソヒソ

恭子「…。分かりました。ほな電話来たらそうしときます」

ピッ

恭子「はぁ…なにを言うてんねんあの人は…」
由子「ちょっと恭子聞いて欲しいのよ~」
漫「代行を妖怪呼ばわりするのはゆーこ先輩の影響や言うたんです」
由子「それは洋榎や恭子の影響ちゃうんか思うのよ~」
漫「ちゃいますて。ゆーこ先輩や、言うてるんです」
恭子「うん。まず落ち着こ」

恭子「同時にヤイヤイ言いなや」
由子「でも聞き取れてはいるのよ~?」
漫「そいなの得意ですやんか」
恭子「分かるけどうるっさいねんもうー」
恭子「ちゅうか普通電話切った後なんやしもっと聞くことあるやろ?」

由子漫「「ない」」ノヨー デスワ

恭子「ムフッ。うん。まあそやんなあ。わたしかてそう思うわ」
恭子「ほんでな、由子」
由子「はいはい」
恭子「今のん聞いてたら、おもっきり由子の影響やと思うわ」
由子「あれ~?」
漫「ほらーそうですやんか」
恭子「こら」デコピン
漫「あいたっ」

恭子「癖にして変なところで口滑らさんようにしぃや」
漫「うう。はあい」スリスリ

由子「ほんであの妖怪なんやって?」
恭子「ムフ。結局聞くんかい」
漫「ほらー妖怪言うてますやん」
由子「え?言うてないよ?ねえ?」
恭子「いや、言うてたわwww」
由子「え~?うそやん」
漫「うわ、ほんまもんや」
恭子「こうなったらアカンで?」
由子「言うてないのよぉ」

恭子「もうその内本人に平気で言いそうで怖いわ」
由子「妖怪に妖怪て?流石に言わないのよ~」
由子「妖怪本人目の前にいたら、妖怪言わんと妖怪言うわ」
恭子「ムフッ。混ざっとるやん」
由子「ん?あれ?」
漫「完全に代行って言葉忘れてますやんか!」
由子「代行言うたよ?」
漫「いやいや、妖怪に代行言うてましたよ?」
恭子「逆やwww伝染ってるやんwww」
漫「ん?あれ?」
由子「ふっふっふ~。巻き添えにしてやるのよ~」
漫「やめてー」
恭子「www」

由子「そもそも『あかさかさん』て呼びにくいのよ~」
由子「なんか、AAAAAって感じなのよ~」
恭子「なんやのんそれ」
由子「え~?なんやアの段ばっかりやん」
漫「代行でええですやん」
由子「本人が代行やなくてえ、言うし」
漫「んー、せやったら監督、で」
恭子「漫ちゃん」デコピン
漫「あたっ」

恭子「わたしらの監督は善野さんやで」ジロ
漫「うう…。でもウチほとんど指導してもろたことないんで…」
由子「漫ちゃんからしたら1年の春季やったもんねえ…」
漫「うう…。はい」スリスリ
恭子「明日来られる言うてたからな…善野さん」
由子「頑張ろなあ。恭子」
恭子「ん。明日こそ爆発するやんな漫ちゃん?」オデコナデナデ
漫「んっ…。したいのは山々なんですけどね…」

恭子「ほんでな…さっきから言いたいことあるんやけども…」
由子「なんなのよ~?」
恭子「…。いや、なんでアンタらがそんな普通かわからんのやけども…」
漫「なんです?」
由子「そういえば妖怪なんて言ってたん?」
恭子「いや、そっちやなくてね…」

prrrr

漫「電話鳴ってますよ」
恭子「ん…。ああ、園城寺や」
由子「千里山の?さっき妖怪と電話でも喋ってたのよ~」
漫「え?園城寺さん大丈夫なんですか?」
恭子「…。今言いたいこと3つくらい溜まってるけども…」
恭子「とりあえず電話でるわ…」
由子「はいなのよ~ここで電話していいのよ~」
漫「ここの飲茶セットてどうなんです?」

prrrr
ピッ

恭子「末原です」
怜『おー、恭子りんかー?』
恭子「ムフッ。恭子りん言うなや」

キョウコリン?キョウコリンヤテ

怜『なんでや。かわええやん。恭子りん』
恭子「まあかわええのは分かるけども」
怜『なんやったらスエキョンの方にしよか?』
恭子「いやや」
怜『わがままさんやなあ。恭子りんは』

恭子「ほんで?体大丈夫なんか?」
怜『おー。なんや優しい子ぉらばかりやなあ、わたしの周りは』
恭子「そらそやろ。あんなん誰でも心配するわ、アホ」
怜『ムフ。やったったわー』
恭子「やらんでよろしいわ。そんなん」
怜『wwwwセーラと同じ事言うてるわwww』
恭子「さよかwwww」

怜『ほんでな恭子りん?』
恭子「なに?」
怜『なんやあれやで。世間はとんでもない事になっとるで?』
恭子「…。千里山が負ける以上にとんでもないんかいな」
怜『あー。どっこいどっこいやろか』
恭子「そらまたとんでもないんやな」
怜『うん。ほんでな。ちょっと集まろかーてなっててん』
恭子「なんや、ウチの監督代行もそんなこと言うててんけど…」
怜『あー、郁乃んから連絡いったん?じゃあ大体聞いたんちゃうん?』
恭子「なんやよう分からんこと言ってたわ。酒でも飲んでるんちゃうん」

怜『恭子りん読書とかするんよなあ?』
恭子「人並みには…やなあ」
怜『ドッペルゲンガーて分かるやろ?』
恭子「『歯車』のあれやろ?」
怜『それそれ。それが出てん』
恭子「園城寺…。もっかい入院してきいや」
怜『ちゃうねんてー。ほんまやねんてー』
恭子『どういうことなん』
怜『てなわけでとりあえず合流しよかあー』

恭子「…。今どこ?」
怜『どこやろ…。もう直接ホテルきて』
恭子「ホテル?千里山の?」
怜『ちゃうちゃう。永水と阿知賀の』
恭子「…。なんかとんでもない事言うてない?」
怜『せやんなあ。わたしら今既に阿知賀の子ぉらといるねん』
恭子「なんで自分ら負かした子ぉらと一緒にいるんよ」
怜『永水には勝ったもんなあ姫松は…』
恭子「…。まあ…。わたしはなんやよう喜ばれへんけど」

怜『…。まだ負けてへんのやから贅沢言いなや』

恭子「あ…。そやな、ごめんな」
怜『許さへん。こっち来たらしばいたるわ』アハハ
恭子「あんたの物理攻撃なんて効かへんで」
怜『ムフ。言うたな。今日開発された必殺技くらわしたるwww』
恭子「何してんねん。ちゃんと養生せえよ」
怜『ほんまやなwww』
恭子「なんで他人事やねんwww今そこには?二条はおるん?」
怜『泉は愛宕一族に攫われていったわ』
恭子「完全に生贄にしたやろ」
怜『うん。したよ』
恭子「即答やんけwww」
怜『郁乃んから逃げまわってる恭子りんには言われたないわあ』
恭子「ぐうの音も出えへんわwww」

怜『せやろー、流石やろー』
恭子「やめえやwwwしたら、そこには阿知賀と3バカがおるん?」
怜『3バカてなんやねん。千里山三羽烏言うてや』
恭子「千里山三羽烏を略して3バカなんやろ」
怜『あー。って納得するかいアホ』
恭子「あかんかったかwww」

怜『まあ、ええわ。場所メールしとくから』
恭子「ん」
怜『どれくらいで来れる?』
恭子「15分もしたら出るわ」
怜『そういや恭子りんはどこにおるん?』
恭子「あれや、ドーナツ屋」
怜『あー。あっこか。あー。なんやドーナツ食べたなって来たわー』
恭子「ふうん」
怜『…。食べたいわー…』
恭子「…」
怜『…』
恭子「ムフ。分かったわ。買うてく買うてく」
怜『ほんま?悪いなー。なんや催促したみたいで』
恭子「おもっきししてたやんかwww」
怜『wwww』
恭子「まあええわwww」
怜『ほんで、そこには誰がおるのん?』
恭子「…。あーそれがやな…」
怜『一応、愛宕一族の方には竜華が連絡してるんやけど』
恭子「今な…」
セーラ『フナQスペシャル!』
恭子「ああん!?」

セーラヤメエヤwww
ツーツーツー

恭子「…。今の江口か…?あいつ何やねん」
由子「ちょっと恭子聞いてほしいのよ~」
漫「ゆーこ先輩の影響や言うてるんです」
由子「それはないのよ~」
恭子「分かった分かった。分からへんけど分かったわもう」
由子「園城寺ちゃんなんやって?」
恭子「いや、そうやなくてね…」
漫「…なんです?」

恭子「一旦落ち着こ」
恭子「…。うん。ほんでな…」
恭子「さっきから言いたかってんけどな…」

恭子「なんでインハイチャンプが相席してんねん!」ドン

照「おいひい」モグモグ
智葉「うん。上手いなあ」モグモグ
メガン「このラーメンもなかなかいけマース」ズルズル
智葉「お前さんなんでもいいんじゃねえかよ…」

由子「ほぼ最初から一緒だったのよ~」
恭子「そうなんやけど…分かってるんやけど…」

クイクイ

漫「ん?ああ…」アーン
照「あーん。おいひい」モグモグ
照「お返し…」アーン
漫「あーん。おお。チャンプのも美味しいですね」モグモグ
照「甘いものはおいひい」モグモグ

恭子「なんで打ち解けとんねん!」ドン!
智葉「いやあ、恭子りん。お前さんがいると楽だわ」モグモグ
照「恭子りんも食べると良い」モグモグ

恭子「…恭子りん言うなや…」
恭子「もうなんなん…」
恭子「メゲルわ…」

カン!

その15へ続く!

【咲-Saki- ドッペルSS】Index