くろもちです。

新刊セットはとらのあなで買うと思います。
それはさておき…。

無極点竜華なのか無極天竜華なのかはっきりしてほし…。
に様々なコメントを頂戴しましたが

無極点竜華
無極天竜華

やはりどちらとも取れるなあ、という感じになってしましました。


その中で

私的素敵ジャンク の hannover さんより
以下のようなコメントを頂戴しました。

※hannover さんご本人に許可を頂戴していない状況で
 リンク紹介とともにコメントを紹介させていだいております。
 問題がある場合は修正、削除をさせていただきますので
 よろしくお願いいたします。
 失礼な対応で申し訳ございません…。

※12/25追記
 本記事コメント欄に
 hannover さんご本人からご連絡を頂戴しました。
 ご対応くださり本当にありがとうございます。

>「無極点」の方はアニメ雑誌内での
>小野監督のインタビュー記事が初出ですね。
>どちらが正しいかはわかりませんが、無極点なら
>「むきょく+点」ではなく、
>「無+極点」という可能性もあるのではないでしょうか?
>極点は「物事が到達できる最終的な点」という意味だそうなので、
>どちらにせよ特に違いはないですが。


前回記事では

むごく+天
もしくは
むきょく+点

という方向でしか考えていなかったのですが
確かに極点もしくは極天が無い
と考える方が日本語としては自然かなと思いました。

頂戴しましたコメントにもありますが
改めて極天と極点とはどういう意味か
またまたkotobankで調べました所…。

極天なんて言葉は無いよと怒られてしまいました。
極点については…。


きょく‐てん 【極点】
 
1 物事が到達できる最終的な点。物事の度合いの最も高まったところ。
「緊張が―に達する」

2 北極点または南極点。

3 ⇒極7


となっております。

さてさて、極天という言葉が無い以上
無+極点+竜華が正解であることになりそうですが…。

まだ無+極+天+竜華という可能性はあるはず…。

避けたかったことではあるのですが…。
極 を調べてみるしかありません。


きょく 【極】  
 [音]キョク(漢) ゴク(呉) [訓]きわめる きわまる きわみ きめる
 [学習漢字]4年
 
〈キョク〉
1 物事の中心。「太極」

2 端まで行きつくす。きわめる。「極言・極力」

3 行きつくした果て。末端。「極限・極地・極点・極東/究極・磁極・終極・電極」

4 この上のない地位。天子の位。「登極」

5 この上ない。きわめて。「極右・極小・極端・極致・極度・極微」

6 電極・磁極・地軸の両端。「南極・北極・陽極」

〈ゴク〉
1 果て。終わり。「極月」

2 きわめて。「極上・極秘・極細(ごくぼそ)・極楽/至極」
 ◆原義は、端から端まで張り渡した棟木。
 [名のり]きわ・きわむ・きわめ・なか・のり・みち・むね
 [難読]月極(つきぎ)め


ごく 【極】
[名・形動]

1 いちばん上等であること。また、そのものやそのさま。最良。極上。
「甘露煮にするにはこの位が―だアな」〈花袋・田舎教師〉

2 (多く「の」を伴って)程度がはなはだしいこと。
「この和尚様と大の仲よしで、…―の懇意であったから」〈蘆花・思出の記〉

3 ひき茶の銘柄「極揃(ごくぞろえ)」の略。精選された極上の宇治茶のこと。
[副]普通の程度をはるかに越えているさま。きわめて。非常に。「―親しい間柄」


きょく 【極】
1 物事のそれ以上先のないところ。きわまり。きわみ。極限。「疲労の―に達する」

2 最高の位。天子の位。

3 磁石の磁極。N極とS極。

4 電極。

5 地軸と地表との交点。北極と南極。

6 地軸の延長と天球との交点。天の北極と南極。

7 数学用語。極座標の原点。球の直径の両端。
曲線または曲面において、極線または極面を考えるときの定点。極点。


ごく 【極】
 ⇒きょく


一番下のは辞書でものを調べる時あるあるですね!

さて、気になるのは〈ゴク〉の項の1。
果て。終わり。「極月」。

わたしは知らなかった言葉なのですが
まさに今、12月を極月と表現することがあるそうです。
〔年の極(きわ)まる月の意から〕とのこと。

ふんふむ。

この意味をとっての 極天が無い はありそうかなと。
つまりは無+極天+竜華。

天の果てが無い。どこまでも広がる、って感じでしょうか?
その上で自己と他己の境を無くして同化する感じ?
それによってアニメでのあのような表現になった
能力が発動して他家の打ち筋を読むとか…。

禅とか唯識の思想に入っていく方向性かもしれません。


さて、翻って極点について…。
もし 極点が無い と考えるのであれば…。

ご指摘があった通りどちらにせよ
同じような意味になってしまいそうなのですが
極点の3の項。
【極】の7の項で考えてみても面白そうだと思いました。


ある円Oがあり
その円外の任意の点Aから円Oに接線を引いた時

2つの接点BとCを 極点
線分BCを 極線
点Aを 極

と表現するのだそうです。


とすると極点を持たないのは
点Aが円O内部にある場合な訳ですよね。

そう考えると…。

竜華を点Aとすれば
対戦相手の内部に潜り込み
竜華を円Oとすれば
対戦相手を自分の内部に取り込むことで
能力を発動しているのでは…。

そしてもう1つ極点を持たない可能性としては
竜華を点A、円Oどちらに当てはめるにせよ
対戦相手よりも高次元にいる場合、ですか。

二次平面xy上に、高さの軸zから接線を引いても
それはあくまで三次元上の作図であり
二次平面では認識できない事になります。

同様に三次元の相手に対して四次元からの…。

ん?しかしこの場合対戦相手から竜華は補足できなくとも
極点そのものは存在することになりますかね…?

いや多分低次元上の極点は存在しないはずですから…。

この3通りでの無+極点+竜華であることも
考えられるのかなあと。

ふんふむ。

やはりどちらとも似たような感じなんですが
色々言葉の意味をこねくり回してみた結果
もしかしたら

無極天竜華 = 他者と同化する

無極点竜華 = 他者を取り込むもしくは自分が潜り込む

というような違いが出てくるのかも、などと思いました。

上記の違いはどうあれ
一体、どちらの表記が正解なのか。

もうフナQ曰くの
最高状態の清水谷先輩でいいのかなと
今回のタイトルはそうしてみたものの
簡単なんですがあれなんですよね。

無極天竜華にせよ
無極点竜華にせよ
とにかく格好良いんですよね。字面含めて。

だから使いたい、という
ただそれだけの事なんです。

やっぱり本編で出てきてほしいなあ…。
だから竜華は個人戦代表であってもらわないと困る!
なんて、そんな妄想をしながら今回は以上になります。

やっぱり結論としては
無極点竜華なのか
無極天竜華なのか
はっきりしてほし…。ということでした。

今回は以上!

カン!

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