マホ「和先輩の言うことは難しすぎます!」 和「…!!」の続きです。


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喫茶店

煌「なるほど…。話は分かりました」
マホ「はい!」
煌「ですが!」ドン!
マホ「はいっ」ビクッ
煌「…。あなたを心配している人がいること」
煌「ゆめゆめ忘れないように」
マホ「…はい」
煌「ゆめのだけに」
マホ「…はい?」
煌「…。今のは忘れましょう」
マホ「はぁ」
煌「ふむ。なかなか難しいものですねえ…」ボソ
マホ「???」

煌「と、とにかく!」ドン!
マホ「はいっ」
煌「ひとまず、わたしが色々と連絡しておきました」
煌「夏休みの旅行ということで納得してもらいましたが…」
煌「まあ、多少のお小言は頂戴してしまいましたね…」
マホ「…すみません」
煌「ん。謝るのはわたしにではないでしょう?」
マホ「…はい」
煌「すばらですっ。それが分かっているなら良しとしましょう」
マホ「は、はいっ」ニコー

煌「フフ。しかし…。マホももう高校生になるのですねえ」
マホ「そうです!」
煌「なんにせよ元気そうでなによりでした」
マホ「はい!そうそう花田先輩のことテレビで見ましたよ!」
煌「すばらっ…。もしやそれは準決勝…?」
マホ「あの宮永照さんと戦っていた…」
煌「はいはい。大変でしたねえあれは…」トオイメ
マホ「凄かったですかー?宮永さんは?」
煌「それはもう!宮永さんと2回も戦えたのはすばらな経験でしたね」
マホ「マホそのお話聞きたいです!」

煌「良いんですかー?夜トイレに行けなくなりますよー?」
マホ「えっ?」
煌「ウフフ。季節的にもこわい話が似合う時期ですからね…」
マホ「えっ?えっ?」
煌「いやはや、あれがインハイチャンプなのですね…」
煌「今でも夢に現れたりするのですよ」
マホ「あわわ…」
煌「ゆめのだけに」
マホ「…はい?」
煌「…。今のも忘れましょう」
マホ「はぁ」
煌「ふむ。なかなか園城寺さんの教えは難しい…」
マホ「???」

煌「と、とにかく」
煌「強烈なインパクトでしたね…」
マホ「花田先輩は…」
煌「ん?」
マホ「戦ってどうだったんですか…?」
煌「んー…。楽しかったですよ?」
マホ「たのし、かった?」
煌「ええ!すばらでしたね!」
マホ「負けても、楽しかったですか?」
煌「…ええ」

煌(おやおや、わたしとしたことが)
煌(図らずも本題に入ってしまいましたね…)
煌(でもまだ…。ちょっと早いですよね…)
煌(ちょっとお話、そらしてしまいましょ)

煌「しかし、その宮永さんも…」
煌「雀卓から離れれば、とてもチャーミングな方なのですが」
煌「ウフフ。こんな写真まで」ケータイミセー
マホ「どれですかー?」
マホ「わわ。可愛いですー!」
煌「本文。両手いっぱいのお菓子。幸せ。ですって」
マホ「ウフフお口にもいっぱいですね!」
煌「何故か宮永さんはわたしに」
煌「食事やお菓子の度にメールをくださるのですよ」
マホ「うわあ、チャンプとメル友なんですねー!」
煌「ああ、これが一番すばらなヤツですよ」
マホ「どれですかー?」

キャッキャ


……………。
…………………………。


優希「の、のどちゃん…」
和「夏…ですね…」
優希「ここどこ?」
和「ウフフ。夏ですよねえ」
優希「のどちゃんが壊れたじぇ…」
和「ウフフフウフフフフ」
優希「…。部長からもこんなメールが来るし…」

久『本文』
久『のどか(なぜか変換できない)とは合流できたかしら?』
久『とりあえず、秋季合宿だって保護者には伝えるから』
久『まあリフレッシュもかねて色々やってきなさいな』
久『県外に出るなら一応』
久『どこにいるのか逐次連絡してね』
久『そうそうマホちゃんに直接連絡するの禁止ね~』
久『じゃあそういうことで』
久『追伸 帰りにコピー用紙とマーカーと牛乳買ってきて』

優希「…。購買で買えば良いのに…」
和「ああ、空が青い…」
優希「のどちゃんといるのに迷子になるなんて」
和「迷子じゃありません!」
優希「わっ。急に復活したじぇ」
和「けっして迷子じゃありませんから!」
優希「じゃあ、ここどこだじぇ…?」
和「…日本?」
優希「もういいじぇ…」
和「間違ってはいません!」

ギャーギャー

?「あら、あの子達…?」
?「んー、どしたのー?」
?「ああ、ほら…。あそこ…」
?「あれっ?あれって清澄の…?」
?「なんでこんなとこにいるのかしら?」
?「なんだろね?あ、もしかして…」
?「あらあら。なんか面白そうなことになりそうだわ」ニコニコ
?「えっ、放っておくの?」
?「そっちのほうが面白そうだしね」ニコニコ
?「えー…」


……………。
…………………………。


煌(さて。そろそろ本題に入らないといけませんね…)
煌(しかし、今新道寺の部室にはぶちょーしかいません)
煌(ぶちょーの麻雀をマホに…?)


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煌の妄想

哩『じゃあ、いくばい!』
マホ『は、はい!』
哩『リザベーション!セブン!』
マホ『ひゃああああああ!』ビビクンビビクン
哩『どうよ?大きいの入ったと?』ハァハァ
マホ『ひゃ、ひゃい…』コクン
哩『フフフ。はじめて、やったと?』ヤジュウノガンコウ

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煌(…)
煌(すばらくないですねえ)フルフル
煌(いやいや、こんなことを考えるわたしが、ですよ?)
煌(ぶちょーは現時点ではダメですね)
煌(と、なると…)
煌(ちょっと荒療治ではありますが…)

煌「ちょっとメールしますね」ピッピッ
マホ「え?宮永さんにですか?」
煌「ちがいます。マホに麻雀を教えてくれる人にです」
マホ「ほんとですか!?」
煌「しらごつばいわん」
マホ「えっ???」
煌「ウフフ。こちらの方言で」
煌「本当だよ、とか嘘じゃないよって意味です」


……………。
…………………………。


?「あの子達は何をやってたのかしらねえ…」
?「本当に放っておくなんて…」
?「あらあらうふふ」
?「意味が分からないよ…」

prrrrrr…

?「あら?メール?巴ちゃん」
巴「うん。あっ。すばらちゃんだよ」
?「すばら…。ああ、新道寺の花田さん?」
巴「そうそう。えーと…。えっ」
?「どうしたの?」
巴「えーとさあ、かすみん?」
霞「なにかしら?」
巴「すばらちゃんが、こっちに遊びに来るって言うんだけど…」
霞「あらあら。珍しいわねお客様なんて」
巴「いいかなあ?」

霞「んー。いいんじゃない?」
巴「あれ、なんか適当?」
霞「今は小蒔ちゃんも春ちゃんもいないし」
霞「たまの骨休みだと思えばいいんじゃないかしら?」
巴「でも…。すばらちゃん麻雀の…」
霞「え?」
巴「でも良いよね!良いよーって返事しちゃおう」ピッピッ
霞「歩きながら操作したら危ないわよ」
巴「だいじょうぶー。かすみんも協力してね!」
霞「はいはい」

霞(…ん?)
霞(協力ってなにをかしら…?)


……………。
…………………………。


優希「のどちゃん!ここ鹿児島だじぇー!?」
和「モゴモゴ」
優希「のどちゃああああん!?」
和「ゴクン。かるかん美味しいですね」
優希「のどちゃんが鹿児島名物を堪能してるじぇええ!?」
和「かるかんを食べるために来たのですから」フッ
優希「バレバレの嘘を!?」

和「フフフ。お義姉さんにメールしてあげましょう」ピッピッ
優希「うう。照姉ちゃんいじりを始めたじぇ…」
和「か、る、か、ん、お、い、ひ、い、で、す、っと。ウフフフ」

優希(…。まあ)
優希(のどちゃんちょっと楽しそうだし。いっか…)
優希(ちょっと無理をしているのかもしれないけど…)
優希(変にマホを心配しすぎるよりは…)
優希(あ、部長にメールしとかないと…)テキパキ
優希(ホントのどちゃんは麻雀してないと…)
優希(ポヤポヤしすぎだじぇ…)

和「あ、そうだ!ゆーきゆーき写真とって下さい!」
和「お義姉さんに送ります!」
優希「はいはい」カルカンホオリコミー
和「モゴモゴ」
優希「とるじぇー」ヤレヤレ
和「モゴモーゴ」ニコニコ


カン!

その3へ続く!

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