くろもちです。

わたしの咲キャラソートでは堂々の157/157位で最下位。

おそらくは嫌われるために作られたキャラであると思われるので
小林立先生の思う壺といったところでしょうか。

今回はそんな、池田ァ!でおなじみの久保貴子さんと
名門風越女子について
考えてみたいと思います。

キャラdisのつもりはありませんが
もしかしたら不快に思われる方もいるかもしれません。
その際は申し訳ございません。

①連載漫画の宿命 初期のライバルの相対的弱体化

まず風越女子について考えるに辺り
(あまりにも不憫なので)考慮しなければならないのは
「連載初期に登場した名門」であるということ。

お話が進むにつれ強敵が出てくるため
初期のライバルが雑魚化してしまうのは
連載漫画の宿命なのだと思うのですが

「歴代最強の5人かもしれない!!」
「今年は龍門渕もあぶねーぞ!」
(ともに咲-Saki-2巻 105ページより)

とまで言われた結果があの有り様でした。
名門とは思えないほどの惨敗です。

まあこれは騒いでいた人達に見る目が無かっただけ
とすることも出来るでしょうが
ここで咲-Saki-世界に関しての考察に重要な部分が
「去年3位の城山商業に快勝だ!盤石鉄板!!」
という台詞の中にあると思っております。

②咲-Saki-における強さの見せ方

試合結果として
風越女子:224,700
城山商業:89,600

と上述の前頁に明記されていますので
昨年の長野県3位に10万点以上の差をつけています。

これは圧勝といって良いでしょう。

この時点で

龍門渕高校≒風越女子>>>>>>その他

という格付けを読者に明示している部分だと思われますが
しかし、そこで考えなくてはいけないのは
咲-Saki-世界の麻雀では
たった一人のメンバーで入れ替わりでも
団体戦の結果が大きく変わるように見受けられることです。

作品の性質上、対戦相手との相性も関連してきますが…。

龍門渕高校は昨年とメンバーが変わらず
風越女子においては、歴代最強かもしれない=昨年よりも強い!
という表現だと考えても
昨年の城山商業と今年の城山商業の比較がなされていない以上
実はあまり意味の無い描写になってしまっていることに
留意しなければならないと思います。

③長野県の名門

仮に昨年の龍門渕高校、今年の清澄高校が
突如現れた突然変異的存在だとしても
龍門渕高校は昨年IHベスト8
そして、清澄高校の今年の戦いぶり
さらには阿知賀編も考慮すると
名門風越が団体戦では全国レベルに程遠いと考えるより他ありません。

と、するとこれまで風越女子が名門と呼ばれていた長野県が
全国的に見て弱小県であることになってしまうのでしょうか。

あえて風越を擁護するとすれば
全国大会で清澄と阿知賀が対決した高校が例外的に今年はすごく強い
と考えることでしょうか。

流石に無理があるかなあと。

しかしどちらにせよ
龍門渕高校が今年のIHで戦う姿は見てみたいですが
風越女子に関しては一切そういう興味が持てないので
いくら福路美穂子に人気があっても
いくら池田華菜に人気があっても
わたしにとって風越女子は
チームとしての魅力に乏しい、名門だったであろう高校なのです。

ただし名門が名門と呼ばれる所以はあるはずで
おそらくそれは継続してチームとしての強さを維持し
IHに連続出場してきたという結果なのだと思います。

龍門渕高校は3年間限定チームであり
仮にその3年間龍門渕高校に県大会で敗れてしまったとしても
その後また名門風越女子が復活するために
なんらかの対策はなされていたのでしょうか。

それとも昨年の天江衣の暴れっぷりを見ても
今年は勝てるさ、と悠長に構えていたのでしょうか。

④層の薄さと警戒心の無さ

そこで気になるのは、何故原村和を勧誘しなかったのか。
そして何故清澄高校をマークしなかったのか。

結果として原村和がいる清澄高校がIH出場を決めたわけですが
インターミドルチャンピオンである原村和が長野県で高校進学するにも関わらず
風越女子はただただ指をくわえて見ていたのでしょうか。

「部員80人を擁する強豪……!!」(咲-Saki-2巻 10ページ)
らしいですが、原村和の代わりの1年エース
将来の風越女子を背負うのが文堂星夏では
その力量差は一目瞭然。

さらにはその文堂星夏が
部内ランキング78位⇛5位に短期間でランクアップしレギュラー入りを果たしている事から考えても
風越女子は部員は多いが、その層の薄さと育成力の無さに関しては
お話にならないのではないでしょうか。

「団体戦初出場の清澄高校」をマークする必要がなかったとしても
「原村和が所属する清澄高校」は要注意なのではないでしょうか。

マークする必要無し、という名門高校だからこその傲慢さなのか、否か。

ネットから見つけてきたという牌譜を
キャプテン福路美穂子に提出できたのは
エースの試合終了後。

終いには、美穂子があれだけ自分の中で大きな存在である久の存在に
中堅戦の最中気づく始末。

物語をドラマティックに展開させるために
必要だったと言われればそれまでなのですが
その警戒心の無さに関しても疑問を覚えます。

⑤圧倒的出落ち…!

その右手がうなりをあげ、大天使美穂子に炸裂…!
名前が出る前に、本気でビンタをかます。
その圧倒的迫力…!

KBTITならぬKBTKKコーチの登場です。

風越女子はおそらく
久保貴子コーチが全面的に指導をしていると思われます。

監督はいるんですかね?

いるとしても、教職員が名前を貸しているだけで
指導は久保コーチ、という感じでしょうか。

さて、彼女が無能無能アンド無能だからこそ
風越女子は敗退したのでしょうか。

美穂子に痛恨の一撃を繰り出した後
その矛先は池田華菜に向かいますが
その際に彼女は
「あんな腑抜けた打ち方が全国で通用するわけねーだろ!!」ギリギリ
と池田の襟首をガッチリホールドした形で恫喝します。

ここから分かるのは
彼女がチーピンマジギレバイオレンスウーマンであること、では無く
この時点でも風越女子の全国出場を信じているのであろうということ。
つまりは、今年龍門渕高校にまけるつもりは無く
ということは当然昨年敗れてからの1年間
全国出場を視野に入れたコーチングを行ってきたつもりなのです。

⑥ムチはくれてやる。アメ…?ないよそんなもの。

とはいえ、実際に彼女が何をしているか、といえば
自分の気に入らない結果を出した生徒に暴力をふるい
県大会決勝先鋒戦で2位に5万点以上の差をつけ圧勝したエースに対し
足を組み一瞥することなく雑誌を見ながら
「おー、よくやったよくやった」パチパチ
とおざなりな言葉を吐きかけるのみ。

熱くなるあまりつい手がでてしまう熱血指導、でもなく。
一体何がしたいのか分かりません。

勝ち試合の勝ち方が気に食わないと
チーピンマジギレバイオレンスウーマンするなら
あの中堅戦の後、文堂さんには龍虎乱舞かますくらいしてもらわないと。
行動に一貫性が無いですよね。

どういったタイミングで手を出すのか
一切の理屈は無く、ただただその時々の気分なのでしょう。

それでなくても
昨年1年生だった池田華菜を大将にすえ天江衣に惨敗。
その結果があるにも関わらず、今年も同様に大将池田。

しかしだからといって池田を信頼しているようにも見受けられず。
なにがなにやら。

これでは生徒と指導者の間に信頼感も何もないのは当然ですわな。

西の名門千里山もその厳しさが伺えるシーンが
阿知賀編のアニメにて差し込まれていましたが
(咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A アニメ12話)
指導者の差、なのかなんなのか。
かたやあの結束力。かたやビンタですからね。

久保貴子コーチは何故これで風越女子が勝てると思えていたのか。

しかし、ここでさらに疑問なのが
そんな気まぐれ鉄拳制裁コーチの最低な祝辞を
「ありがとうございます」
と、さらりと皮肉にも取られかねない態度でかわす
風越女子の絶対エース福路美穂子の存在です。

⑦敗因はコーチとエースの対立と部内不和…?

おそらく一昨年までの風越女子は高校野球界におけるPL学園のように
部内での絶対的な縦社会を築き
部内ランキングの低い1年に全ての雑用をおしつけてきたようですが
現在はランキング1位の美穂子が
「もっともっと麻雀をたのしんでほしいのよ」
と満面笑顔でその雑用を一手に引き受けています。
(咲-Saki-2巻 137ページ)

何故これを、久保コーチが止めないのか。

名門風越女子が名門であり続けるためには
それまでの指導スタイルを変えるべきではありません。
それは名門であり続けていた過去を否定する事になりかねないからです。

チーピンマジギレバイオレンスウーマン中に
「風越(うち)の伝統に泥ォ塗ったの忘れたのかよ」
と青筋立てて喚き散らしていましたが
名門である過去を否定してしまったのは
他ならぬ自分自身であることに
彼女は気づいてすらいないのです。

実は美穂子がみんなにはナイショだよ、と言って
コーチに見つからないように、雑用を引き受けていた
ということもありえないでしょう。

とすると、考えられることは1つ。
止められなかったのでしょう。

なぜなら美穂子は強いから。

雑用を一手に引き受けたとしても
他の部員を寄せ付けない程、圧倒的に強いから。

そして人間的にも雀力的にも
指導者より優れてしまっているから、なのではないでしょうか。

久保コーチの経歴は、風越OBであること以外明らかではありません。
藤田靖子プロと交流があるようなので(咲-Saki- 7巻 116ページ)
それなりの場面で麻雀を打ってきており
それなりの立場にいることが想像されますが
それでもなお、福路美穂子には太刀打ちできないのでしょう。

久保コーチが優秀である
もしくは美穂子にとって尊敬できるような人物であれば
2人で協力し、チームのレベルアップができていたはずです。

しかし、美穂子はコーチを尊敬していないし
その指導方針についても納得していない。

それであるならば久保コーチは
美穂子を殴り倒してでも、自分の言うことを聞かせ
これまでの風越の伝統を良し悪し関係なく受け継がせ
他のメンバーが多少不甲斐なくても
IH出場に導くことができるような
完全無欠の大エースに育て上げる必要があったのだと思います。

そこまでしてようやく、彼女は
風越女子の敗退=自分自身の指導の問題
であると認識できるはずなのです。

しかし、美穂子に対してそれを強行することはできなかった。

彼女のある種投げやりな指導態度は
納得するまでチームを指導できていない事
そして美穂子に対するコンプレックスが
要因なのではないかと思います。

ですが美穂子に関しても
昨年のリベンジに燃え、自分のレベルアップに励んでいる描写もなく
かといって熱心に後輩の育成を行っている様子もなく
実は他の部員に相当なプレッシャーをかけている事にも気づかずに
ただの良い人として雑用を引き受け
結果少し浮いた存在となってしまった。

コーチの暴力を利用した絶対的統治から
美穂子1人だけが抜けだしてしまった形です。

美穂子にとって不運だったのは
同学年のパートナーがいなかったこと。
そしてエースであると同時にキャプテンであったこと。
つまりは部内のバランスをとることができなかったことだと思います。

ここで全部員がコーチに反旗を翻し
もしくは美穂子が自分で先頭にたち
部内が1つにまとまれば良かったのでしょうが
他の部員は美穂子に心酔しているはずの華菜を含め
コーチ派閥に属するか、キャプテン派閥に属するか
それを押し付けられた被害者のような気分になり
結局はどっちつかずのまま
双方にいい顔をしてごまかしつつずるずると大会を迎えてしまった。

風越女子部員のメンタルの弱さは
試合中、試合後の描写にも明示されていましたが
こういったところを決めかねるという現在の気質にも
要因があったのだと思います。

⑧救済措置?ラジオドラマと咲日和

前述の藤田プロの会話の中で
池田をかわいがってると言われてムキになるコーチ。
が、可愛らしく描かれたり。

咲日和の風越の巻では、文化祭の出し物を
部員と一緒に仲良く考えたり。

ラジオドラマでは子猫をみつけて
猫ちゃん猫ちゃんと追いかけてみたり。

なんかすいません。
だからといって別に好感度とかあがりませんでした。

むしろ吉留さんの華菜ちゃん好き好き度合いが
あんなにもマックスで振り切れているものだとは
思ってもいませんでした。

立場的に深堀さんよりも、吉留さんが上っぽかったり。
これはランキングの関連?なのかしらん。

⑨今後の風越女子

みはるんが鍵を握るのかなと思っています。
咲-Saki- Portableでは当たり牌キャンセルの能力を手に入れてましたね。

それが公式化するかは置いておいて。

来年のエースは池田華菜になるのでしょう。

華菜1人では美穂子にかなわなくても
華菜は美穂子が持ちたくても持てなかった
幾つもの可能性を持っています。

華菜にはみはるんという
美穂子にはいなかった同学年のパートナーがいます。
美穂子には無かった久保コーチとの繋がりも…
ある…のでしょう。多分。

今年の風越女子には存在しなかった
部内での強固な繋がりと相互の信頼。
これを武器に戦うことが池田華菜にはできると期待したいです。

⑩妄想の今後の風越女子

大エース福路美穂子の卒業により
早急にメンバー補強を行うことを決定した風越女子。

個人戦で目立っていた平滝高校 南浦数絵に食指を伸ばすも
数絵は片岡優希の呼びかけにより
清澄高校に編入してしまった。

面白く無いのが、来年清澄高校レギュラーだと
勝手に勘違いしていた 高遠原中学校 室橋裕子。

夢乃マホの必死の呼びかけに耳をかさず
悪役顔がしっかり板についた頃
名門風越女子入学を決める。

そこにはこちらも悪役顔がしっかり板についた
文堂星夏と深堀純代さん。
この3人が完全ヒールとして覚醒し
真・風越女子を名乗り
エース 池田華菜とキャプテン 吉留未春
そしてコーチの久保貴子に挑戦状をたたきつけた。オゥブンドゥー

負けた方は即退部の試合当日
真・風越女子の指導者として現れたのは
先代エース兼キャプテンの福路美穂子だった…!

みたいな。
妄想って楽しいよね!

おや、またも妄想END…?

最後に咲キャラソート風越女子部分の結果を貼り付けておきたいとおもいます。

学校順位28位    風越女子(長野)
人数9    平均順位107.56

福路美穂子(56位)
弓野奈津美(59位)
(ry
久保貴子(157位)

…。なんかすいません。
というか弓野さん高すぎィ!

ここまで読んでくださった方
もしいたらありがとうございます。

分割にしようかとも思ったのですが
今回の久保コーチと風越女子については
一気に読んでいただきたくてですね。

すいません、非常に長くなってしまいました。