霞「…これは…」 宥「玄ちゃんが4人…!?」の続き
もしくは
穏乃「灼さんわたしも充電したい!」 灼「ちょっと待って。まだフル充電されてな…」の続きです。

ーーーーー末原恭子サイド
路上

恭子「…」テツナギー
照「…」テツナギー
恭子「…」トテトテ
照「…」トテトテ
憩「ウフフ~。仲良しさんやな~」

恭子「しゃあないやろ!こいつフラフラどっか行くねんもん!」
恭子「ほんで辻垣内とダバンはどこ行ってん!」
憩「フラフラどっか行ってもうた~」
恭子「なんでやねん!」
やえ「ヴァ、な」
恭子「うん?」
やえ「メガン・ダヴァン。あいつの名だ」
恭子「そう言ったやん」
やえ「言えてなかったよ」

恭子「え、嘘やん言ったよ?」
照「言えてなかった」
憩「言えてへんかったな~」
恭子「え、ダバンやろ?」

照憩やえ「「「ダヴァン」」」

恭子「ダバン」
照「ダヴァン」
恭子「ダバン」
憩「ヴァや言うてるやんwww」
恭子「だからさっきからダバン言うてるやろ!」
やえ「言えてないんだよ」
照「恭子りん恭子りん」クイクイ
恭子「うん?なに?」
照「あそこの自販機に置いてある水の銘柄は?」
恭子「うん?ボルビックやろ?」
憩「恭子りん、ウに点々発音できんねや~」
恭子「できてるやん」
憩「wwww」

やえ「恭子りん。ルックルック」
恭子「なんでアンタまで恭子りん言うてるんや…」
やえ「下クティヴィルを噛むんだ」カミ
憩「どこで噛んでんねんwww」
照「フランス語風だwww」
恭子「ふむん」カミ
やえ「そうだ。そのまま…。ヴァ」
恭子「バ」

照憩やえ「「「wwwwww」」」

恭子「っさいねん!」
憩「キャ~!怒られた~」
恭子「なんやねん、ウに点々とか日本語ちゃうやん」
やえ「すまんすまん」
恭子「っとにもう…。ふむん」カミ
恭子「…。バ。ちゃうな…。バ…」
憩「練習しとるwww」

照「あ…」グググ
恭子「わあ!なんやねん!」グググ
照「反対側にケーキ屋さんが」グググ
恭子「なんでアンタは目についたお店に入りたがるん!?」
照「お店じゃない、甘いモノを売ってるお店」
恭子「どうせ買わへんねやったら行く必要ないやんか」
照「フフフ。甘い。恭子りんは甘い。あのケーキ屋のように」ドヤァ
恭子「ムフ。上手いこと言ったつもりか」
照「甘いモノは五感で味わう」
恭子「…??」
照「分からんか…。仕方ない…」フルフル
恭子「…もうなんかええわ」
照「じゃあ、行こう」

恭子「今度にせえよ」
照「ええ!」ガビーン
照「甘いモノは一期一会。二度と会えないかもしれない…」
恭子「時と場合を考えや。わたしら今一人になったらやばいんやで」
照「恭子りんは難しい事を言う」
恭子「ほんで恭子りん言うなや…」
憩「でもでもほんまにほんまなん~?」
恭子「何が?」
憩「その1人んなったら分裂する言うん~」

恭子「想像の域は出んけどな」
恭子「さっきの園城寺と代行の電話と、宮永の話…」
恭子「包括して考えると、なあ」
やえ「間違ってはいないと思うぞ」
やえ「思考の経路が間違っていなければそれは1つの真実だな」
憩「何、髪クルクルさせて難しい事言うてるん」サワサワ
照「キュート」サワサワ
やえ「だから触るなと言ってるだろ!」バッ

恭子「ほんで、わたしらはどこに向かってんの?」
照「?」
恭子「?やあらへん!あんたがわたしを連れてきたんやろ!」
照「ああ、そうだった。ちょっと最近無かった程に楽しかったから…」
恭子「うん?何が?」
照「皆といるのが」
恭子「お…。あ、そうなん。そら良かったな」
憩「あ、恭子りん照れとるやん~」
照「え、なんで?」
恭子「ちゃうわ!アホか!」

照「清澄の宿舎へ行きたかった」
恭子「清澄?明日のわたしらの相手やんか」
恭子「うん?宮永…?宮永…。て、やっぱり…」
照「ちょっと、心配になってね」
憩「あ、ウチらは聞かんでおいた方良さそうやな~」
やえ「ふむ。王者は他人のプライバシーには踏み込まない」
照「そうしてくれると助かるな」

憩やえ「「は~い」」

照「試合後あんなことがあって…」
照「落ち着いて…」
照「…。次に気になったのはチームメイトよりも」
照「明日試合のあの子の事だった」

恭子「あんた、なんや妹はいないとか言うてなかった?」
照「うん。色々あって、ね」
照「恭子りんには…。妹を負かして欲しいんだ」
恭子「まあ、そらそうしたいけども…。あれ化けもんやで」
照「わたしにもその責任はあるんだけど…」
照「…身内を悪く言われるのは…。少し悲しい」
恭子「あ。いや、そういうつもりやなかってんけど」オロオロ
恭子「せやな…。すまんな堪忍な」ペッコリン
照「恭子りんは素直で可愛い…」
恭子「な、なに言うてんの!?」
照「そんなところもあの人にそっくりだ…」
恭子「うん?あの人?」

照「善野さん」
恭子「えっ」
照「恭子りんの打ち筋は…。善野さんの打ち筋に似てる」
恭子「そうか?チャンプにそう言ってもらえるなら嬉しいわ」
恭子「わたしは善野さんの弟子のつもりやし…」
恭子「尊敬もしてるんや」
照「やっぱりそうか…」
照「多分…。妹も、それは分かったはず…」
恭子「…。善野さんの事、知ってるん?」
照「善野さんは、まだ体調…?」
恭子「そやね。わたしが姫松入った頃はまだ良かったんやけど…」
恭子「去年の春に倒れてしもうてな…」
照「そっか…」
恭子「で、でも。明日会場に来てくれるって」
照「!善野さんが…!?」
恭子「う、うん。そやで…」
照「そうか…」

恭子「なあ、宮永…。どういうことなん?」
照「妹は恭子りんの麻雀を一番恐れているはず」
恭子「…。手玉に取られた気ぃしかせえへんけど…」
照「あの子はあの時、ああしか出来なかった」
照「本当は姫松をあそこで落とすはずだったんだと思う」
恭子「そう…なんか」
照「善野さん。昔から体が強くなくて…」
恭子「そうらしいな」

照「例えば…。」
恭子「うん?」
照「ここからは例え話として聞いて欲しいんだ」
恭子「…まあ、ええけど」
照「有名なサナトリウムが長野にあるとして…」
照「善野さんが一時期…。長野に療養に来てた事があるとして…」
恭子「長野に…?」
照「娘さんと一緒にね…」
恭子「えっ、善野さんお子さんいたんか?」
照「…」

恭子「あんたら姉妹と善野さんの間に何が…」
照「それは…」

マイガアアアアア!

恭子「えっ?」
メガン「オー、皆さン。お嬢がおかしくなってしまいマシタ」
智葉(初期SS)「風紀の乱れはココロの乱れですよ!」メガネッコモード
メガン「急にこンなンなってモウテ」
恭子「おう、中途半端な関西弁使うなやダバン」
憩「やっぱ言えてへんwww」
照「あっ、智葉の頭の上…」
やえ「初期エスエス…。ふぅん。なるほどねえ」
憩「おっ、やえやん何かわかったん?」
やえ「いや、別に」
憩「意味ありげに言うなやwww」
恭子「宮永が見たっていうのは、ああいうのんか?」
照「うん。同じ感じだ」

智葉(初期SS)「路上で!買い食い!禁止い!」スラン!
メガン「オウ!長ドス引き抜きやがりましたヨ!」
恭子「買い食いより銃刀法を気にしろや…」
智葉(本編)「オウ!メグ!お前さんフラフラすんな…よ…?」
照「あ、智葉だ」
憩「うわ~、ガイトちゃんが2人いる~」
やえ「ほほう。なるほどねえ」
憩「だからwwww」
恭子「あんたらなんでそんな落ち着いてるん!?」

照「まあ、智葉がいるから」
憩「ガイトちゃんならなんとかできるやんな~」
智葉(本編)「…。まあ良いんだけどよ。おいメグ」
メガン「ハイ?」
智葉(本編)「ハイ?じゃねえよ、その物騒なもん取り上げちまえよ」
メガン「ハイハーイ」ケリッ
智葉(初期SS)「あっ!」スポッ

ジメンニザクッ

恭子「わお!あぶなっ!」
智葉(初期SS)「なにをする不良!」
智葉(本編)「よいしょっと」ドスヒロイー
智葉(本編)「ほおん。あれ、これわたしと同じ奴だなあ」シゲシゲ
恭子「わたしは何も聞いてへん聞いてへん」
やえ「だな。わたしはさらに何も見えない」
メガン「ナンデヤネーン」バシーン
やえ「うわっとと」タタラー
憩「あ、やえやんあぶな…あわわ」
智葉(初期SS)「うわわっ、来るな…!あぶ!」

ドシーン

メガン「オー、スミマセーン」
やえ「あいたた…」
憩「いたた…。って、はれ?このガイトちゃん光ってるで~?」

シュウウウウウ

智葉(本編)「ま、女子の握力じゃあ、かなりしっかり握ってても」
智葉(本編)「頭を下から蹴りあげりゃ、大概スッポ抜けるわな」

ウウウン…

智葉「ありゃ、ドス消えちまったぞ」ワキワキ
照「智葉の頭の上の文字も消えた…」
恭子「なんか委員長みたいな辻垣内も消えよったな…」
憩「ありゃ~?消えてもうたん?さっきのガイトちゃん」
やえ「おい!なにをしゅる!」
メガン「オー、ツッコミしたかったンでス」

恭子「…。なるほどなあ」
照「恭子りん、何か分かったの?」
恭子「なあ、辻垣内。途中でダバンとはぐれたか?」
智葉「ああ、こいつがヤタイでースとか言ってな」
智葉「というか、恭子りんよ」
恭子「アンタまでかいな…。なに?」
智葉「お前さんヴァって言えないのか?」
恭子「さっきからなんやねん!そんなバーが好きか!?バーが」
憩「言えてへんwww」

メガン「オウ、ルックルック!恭子リーン」
恭子「うっさいアメリカ!それさっきやったわ!」
メガン「HAHAHA!本場のツッコミは迫力が違いマース」
恭子「ふん。やっぱり1人になると分裂するんやな…」
やえ「ダヴァンが分裂しなかったのはなんでだろうな」
恭子「それやねん。それと消える原因が分かれば…」

憩「難しいことはあの2人に任せとこな~」
智葉「あ、それでよ、さっきちょっと監督から電話があってな」
智葉「臨海に戻らなきゃ無くなっちまったんだよ」
憩「ありゃ、そうなんか~」
智葉「どうする?もう小走と一緒にウチに行っとくか?」
憩「ん~。多少はガイトちゃんにも準備あるやろし」
憩「もうちょい照やんに付き合っとくわ~」
智葉「分かった。ほんじゃ後で連絡くれ」
憩「サンキュ~な~」
智葉「メグ!行くぞ!」
メガン「オウ、ワカリマシター」
智葉「じゃあな宮永。個人戦で首を洗って待ってろ」
照「うん。待ってる」
智葉「ムフ。お前さんはそういうこと言うよな」
照「フフフ」

智葉「じゃあな、恭子りん。明日負けんなよ」
恭子「ん?ああ、行くんかい。ありがとさん」
憩「こっちも清澄行くんやったら移動しようや~」
やえ「ああ、そうだな」
照「じゃあ行こう」トテテ
恭子「待て待てそっちやないこっちや」グイー
照「ケーキ屋…」
恭子「まだ言ってんのか…」

キャッキャ

智葉「しかし、あの2人ずっと手繋いでたな」ニヤニヤ
メガン「仲よきコトは美しきデース。ワタシ達も繋ぎマスカ?」
智葉「嫌だよ。お前さんと手繋いでたら…」
智葉「お前さん逮捕されるんだぞ?」
メガン「お嬢、今のアメリカだったら死刑デース!」
智葉「本当に死刑が好きだなアメリカはよ」

ブロオオオオ
ワハハー イケイケー

メガン「あ、お嬢、さっきのキュートな子供でース!」
智葉「うん?またか?あ、本当だな」
智葉「…。あいつ…。やっぱり天江か…?」
智葉「なんか…人数が増えてるような…?」
智葉「…。気のせいか…」

ブロオオオオ…

カン!

その19へ続く!

【咲-Saki- ドッペルSS】Index