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エイチーム事務所

一「はぁ…」

恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ

一「…で?」
一「さぼってるの?」

恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ

恭子「…さぼってるもなにも…」
恭子「エイスリンはパソコン無いと働けへんやん」

一「調査の報告書書いたり?」
恭子「そういう設定やったやん」
一「設定言わないでよ」
エイスリン「絵もね。アプリで書いてるから」
一「流暢に喋るもんだ」
エイスリン「なーんにもできない」ゴロゴロ

一「…スケブは?」
エイスリン「…あったね、そういう設定」ゴロゴロ
一「これは公式設定だから!」
一「公式グッズもあったでしょうに!」
エイスリン「…がばんせっとね。なにもかも懐かしい」ゴロゴロ

恭子「ふん。商品リンク貼ろうと思ったら取扱不可になっとるやん」ゴロゴロ
一「メタいよ!」
一「…その手に持ってるスマホ使えば良いんじゃないの」

恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ

恭子「…そういうんちゃうねん」
エイスリン「そういうのちゃうねん」

一「はぁ」
一「…」スマホスイスイ



一「できるじゃん」

恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ

一「できるじゃんってば」

恭子「…そういうんちゃうねん」
エイスリン「そういうのちゃうねん」

一「なにが?」

エイスリン「や、できるのは分かるよ」
恭子「せやな」
エイスリン「ねー」
恭子「なー」

一「エイちゃんは恭子に冷たいんじゃなかったっけ」
エイスリン「そういう設定もあったね」
一「今回はそればっかりだねえ」
エイスリン「あれは不仲営業だから」
一「どこに営業してるのさ…」

恭子「や、できるんとやるんはちゃうって話でな」
一「それさぼってるんじゃん」
恭子「ちゃうゆうてるやろ!」
一「うわ怒った」

エイスリン「紙に書いてスキャンして送るのはできるけども!」
エイスリン「パソコンならそのまま送れるでしょっ!」
一「や、まあ絵ならね」
エイスリン「うん」

一「文章なら別に書けるでしょ」
エイスリン「色々テキストエディタの設定とかあるの!」
恭子「キーボとマウスは必要やねん」
エイスリン「まさに」
一「Bluetoothの…」

恭子「そもそもOSがちゃうから」
エイスリン「辞書登録とかも!」
恭子「確かに」
エイスリン「環境が大事なの!」
恭子「右クリックのメニューとかも地味に大事やねん」
エイスリン「それな」

一「…ほぉん」
一「環境が変わったら作業できないって…」
一「それどうなの?」
一「弘法筆を選ばずって言うじゃん」

エイスリン「ニホンゴムツカシイ」
一「唐突に!」

恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ

恭子「わたしら弘法ちゃうしな…」ゴロゴロ
エイスリン「弘法大師だって通信制限かかったら発狂してるでしょ」ゴロゴロ
恭子「ここWi-Fi使えへんやん言うてな」ゴロゴロ
エイスリン「やっぱり結局はLTEでフリーSIM最強とか言うよ」ゴロゴロ

一「まあ今に生きてたらそうかもしれないけど…」

恭子「そういう時代やねん」ゴロゴロ
エイスリン「どんな環境でもそれなりに働ける人と」
エイスリン「特別な環境下でのみものすごく働ける人だったら」
恭子「そうそう。どっちが使えるかって話やんな」
一「や…。それは業種によるんじゃない」
一「それに、それってものすごく働ける前提でしょ?」
一「ちゃんと確認したら特別な環境下でそれなりって可能性も…」
エイスリン「弘法大師は後者でしょって話!」
一「えー…」

恭子「そもそもライブドアブログのスマホアプリが使えへんわ」
一「うわ、とんでもないこと言い出した」
恭子「なんやねんあれアホちゃうか」
エイスリン「やろうとはしたんだよ」
エイスリン「その努力は忘れてはいけないね」
一「エイちゃんどんなキャラなのそれ…」

恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ


ドアガチャ


怜「ただいまぁ…ってうわなんやこれ」

恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ

一「ほら、怜でも引くんだよ」
怜「どういう意味やねんそれ」
一「や、いっつもゴロゴロしてるから」
怜「んふwwwわたしはええねん」
怜「そういうキャラやし」
一「うわ」

怜「このふたりはあかんやろ」
一「まあ、そういうことなんだよね」

恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ

怜「なんでこんなやさぐれてんの?」
一「なんかね…」
恭子「最初から読んでれば分かるやろぉ」ゴロゴロ
一「メタいとかそういうレベルじゃないよそれ」
怜「ほんなら読んでくるわ」
一「ノらないで!?」

怜「うそうそ。大丈夫や待機中に聞いてたから」
一「そんなん言い出したらもうめちゃくちゃだよ!」

恭子「なんや実写化とかはしゃいでるんちゃうぞボケ」ゴロゴロ
一「うわー!」
怜「あぁん?ほんなんみんながみんな喜んでる思うなや無能」
一「うわー!うわー!」
エイスリン「そもそも5決…」

一「やめやめ!」
一「やめなさい!」


恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ
怜「…」ゴロゴロ

一「増えた…」

恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ
怜「…」ゴロゴロ

一「一体どうしたら…」


ドアガチャ


巴「ただいま」
玄「ただいま戻りました!」ビシ!

一「あぁ…。天使がいる」モギュー
玄「あらら?はじめちゃんどうしたの?」
一「玄ぉ…みんながぁ…いつもと違う…」モギュー

巴「話は待機中に聞いてたんだけど」
一「巴さんまで!?」
巴「いやあ、前からやばいなあとはねえ」
一「何が!?」
巴「2年前くらいから」
一「結構前から!」

巴「大概動画見たり音楽聞きながら作業するんだけど」
巴「ハングったり…」
巴「アンケートの集計中にエクセル落ちたり」
一「アンケート!?」

巴「スマホで書くのは一応試して」
巴「どうにもしっくり来ないから…」
巴「動画とか音楽の方をスマホで流したらいけるやんと思ったら…」
一「いけるやん!?巴さん!?」

巴「テキストファイル保存しようとすると電源落ちたりねえ」

恭子「せやねん…。ほんなんされたらやる気なくなるわ」ゴロゴロ

巴「そもそも電源入らなくなったり」

恭子「マザボと電源の接点抑えながら…」ゴロゴロ
恭子「CPUファン手で回しつつ…」ゴロゴロ
恭子「祈りながらスイッチ連打するとたまに電源入るねん…」ゴロゴロ

恭子「縦置きしてて中が暗くて見えへんけど…」ゴロゴロ
恭子「むしろ慣れて見なくてもパーツの場所わかんねん」ゴロゴロ

一「あ、そんなんだったんだ」
一「そう聞くと一応はなんとかしようとしてたんだね」

恭子「そらそうよ」ゴロゴロ

巴「まあハードディスクが逝ったりするのは」
巴「慣れたもんでもう怖くもなんともないんだけどね」
巴「クラウドにバックアップとったり色々対処できるからさ」
一「それもどうかと思うけど…」

巴「ただ電源落ちるハングる保存できないってのは」
巴「ちょっとどうしようも無いよね」
巴「最終的にブラウジングしてても落ちてたから」
巴「こうなってくるとただの箱だよ」
一「壊れてるんじゃん?」

巴「ということで仕方なく新しい電源ユニットを買ってきました」
巴「玄ちゃんになんとか予算を捻出してもらいました」
玄「まあ、お仕事にならないし…これくらいなら…」
一「玄ぉ…」モギュー

巴「ということで電源ユニット換装の儀を執り行います」
玄「わー」パチパチパチ

巴「恭子りんがねじ外してるから特に難しいこともなく」
巴「ケースオープゥン!」パッカー
巴「もちろんケーブル類は全部外してからだよ!」
巴「中を触る前には静電気放電のために」
巴「金属をしばらく握っておくのが安全だよ!」
一「ほー」

巴「でー、恭子りんが言ってたように中が見えないし…」
巴「横に倒して…ケーブルの位置を忘れないように写真撮影」パシャー
巴「ん…」
巴「暗いからライトを当ててもう一度…」
巴「お…」
巴「こwwwれwwwはwwww」


………………………………………………。
…………………………。
……………。


恭子「テキストが何事もなく保存できるやんけ!」
エイスリン「これはすごい!」

キャッキャ

一「ものすごいところで感動してるけど…」
一「その程度のことができなかったんだよね」
一「もう直ったの?」
巴「多分大丈夫」

恭子「なんもしてへんのにな!」

巴「なにもしてないからだよ」

恭子「ん…?」

玄「CPUファンの下の…」
玄「ヒートシンク?がほこりで埋まってました」

恭子「…」

巴「CPUクーラーまるごと変えるのが良いかなとも思ったんだけど」
巴「買ってきてないからね」
巴「玄ちゃんに掃除してもらいました」
玄「ひどかったです」

巴「で、電源ユニットも買えました」
巴「出力も倍近いから十分過ぎると思うよ」

一「これでふたりも仕事ができるね!」

恭子「5分経っても電源が落ちへんやん!」
エイスリン「動画見ながらイラストアプリも動くよ!」

キャッキャ

一「仕事してね!?」


………………………………………………。
…………………………。
……………。


恭子「…」ゴロゴロ
エイスリン「…」ゴロゴロ
怜「…」ゴロゴロ
巴「…」ゴロゴロ

一「えええええぇぇぇ!?」
一「なにしてんの!?」

怜「や、ガルパン観てんねん」ゴロゴロ

一「が…。なんで!?」

恭子「もうちょいで最終章公開されるから」ゴロゴロ

一「や、そういうことではなく…」

エイスリン「劇場版も地上波で放送されるしね」ゴロゴロ
エイスリン「未見の人はぜひ」ゴロゴロ
恭子「やっぱ4DXは経験しておくべきやない?」
怜「わたし4DXでは観てないんよ」
巴「ちょうど今やってるとこあるよ」

一「巴さんまで!?」
一「一体何を宣伝してるの!?」
一「てかパソコン直ったんでしょ!?」

恭子「や…。こう…日常のルーチンがな…?」ゴロゴロ
一「ルーチン?」
恭子「家帰ってきてからのルーチンってあるやん?」ゴロゴロ
一「あるけども…」

恭子「まずお風呂ーとか、その後ご飯食べて作業ー、とか」
恭子「それがな…こう、変わってた訳やん?」ゴロゴロ
一「パソコン使えなかったからね?」

恭子「こう…。作業してた時間に…」ゴロゴロ
エイスリン「ゴロゴロしながらソシャゲしながら…」ゴロゴロ
巴「ブルーレイなり、録画してた番組を…」ゴロゴロ
恭子「てな生活をしばらくやってたら…」ゴロゴロ

エイスリン「それに慣れちゃった」テヘペロ

一「えー…」

怜「まあ、わたしはいつもと変わらんのやけど」ゴロゴロ

玄「ご飯だよー」

\ワーイ/

一「ちょ…!」
一「えー…」

エイスリン「コウシンガスクナクナッテタリユウデシタ!」

一「いやいや!」
一「こういうの言い訳!って言うんだよ!」

エイスリン「エイチームハキョウモヘイワデス!」

一「これからはちゃんとやるんだからね!」

エイスリン「…」

一「…wwww」

エイスリン「エイチームハキョウモヘイワデス!」

カン!