久「最終章」の続き
もしくは
和「あなたは咲さんじゃない」の続きです。


ーーーーー愛宕サイド
ホテル


洋榎「zzz」スピョー
絹恵「zzz」スピョー

浩子「寝てる時はかわいいもんやな」
泉「はぁ…」
浩子「…泉さぁ」
泉「なんです?」
浩子「今日は…疲れたな」
泉「…まぁ…お疲れさんです」

浩子「5位決はあるっちゃあるけども…」
浩子「今の千里山は…まあ、一旦解散や」
泉「…ですね」
浩子「…そんな時に、まあ、あれやったな」
泉「なんだかんだ紛れましたけどね」
浩子「せやなぁ」

浩子「…なんで今、なんやろな」
泉「なにがです?」
浩子「や、泉はちょっとすれてた方がええんかなと思って」
泉「なんすかそれ」
浩子「ふふwww」
泉「は?」
浩子「あんた一歩引いてた方ええんかもな」
泉「いや、意味が分かりませんて」

浩子「…何が見えてた?」

泉「…」

浩子「…見えてるとかとはちゃうんか」

泉「…よく分かりません」
泉「ただ…ついてけへんわぁとは」
浩子「wwwww」
泉「麻雀も、だったんですけどね」
浩子「…あぁ。なるほど」

泉「なにしてんやろこいつらと思ってましたわ」
浩子「先輩やぞwww」
泉「ほんまですわ」
浩子「何がやねん」
泉「ちょい疎外感などを感じながら」
泉「すねてみたり」
浩子「詩人やなwww」

泉「なんで構ってこないねんと」
浩子「わざとや」
泉「それも分かりながら」
浩子「なんやねんwww」

泉「なんてやってたら…こう…なんちゅうんですかね」
浩子「ん?」
泉「全体を上から見てるみたいな」
浩子「俯瞰?」
泉「ああ、なんかそういうんです」
浩子「…なるほど」
泉「なんやぽやーっとしてるみたいな」
浩子「ふむん」
泉「そんなです」

浩子「…あん時もやんな?」
泉「あん時ていつです?」
浩子「あの…。おっかけっこしてた時や」
泉「ああ、同じとこまわってた?」
浩子「ん」
泉「んー、そういやそうですね」
浩子「ほうか」フムン
泉「です」

浩子「…もうちょっと早かったら良かったんにな」
泉「…すんません」
浩子「分かってへんやろ」
泉「さっぱりですわ」
浩子「さよかwww」
泉「はぁ」

浩子「…確かに今日は長すぎる」
泉「…ですよね」
浩子「言われるまで気づけへんかった」
泉「なんでみんな普通なんやろおもてましたわ」
浩子「…耐性持っとるとそうなるんかな、いや…んー」
泉「耐性?」
浩子「たぶんあんた耐性持ちやな」
泉「へ?解除できるやつです?」
浩子「たぶんやで」
泉「…ひとりじゃなんもできませんやん」
浩子「泉らしいわ」
泉「…確かに」

浩子「でもわたしがおる」
泉「…なんですか急に」
浩子「照れんな照れんな」
泉「なんぼなんでも照れますわ」

浩子「この、長い夜」
浩子「もうちょいで終わりなはずや」
泉「そうだとええんですけど」
浩子「なんや分かるかもしれん」
浩子「考えながら待機や」
浩子「付き合え」
泉「ふふwww言い方www」
浩子「ええから」

泉「断れませんやん」


ーーーーー宮永照サイド
???


和「分裂…?」
咲(SS)「そう。ちょっとづつ、ね」
咲(SS)「毎日会ってる人の変化に気づかないように」
咲(SS)「ちょっとづつ、ずれていってる」

咲(SS)「結界の中が」
咲(SS)「結界の中の時間が」
咲(SS)「結界の中の一日が」
咲(SS)「何時間も、何日も、何年も」
咲(SS)「ずれていってるんだよ」

和「…人格以外も、分裂するってことですか」
照「…え!?」
咲(SS)「そうなんだよお姉ちゃん」
照「…まさか」

咲(SS)「そう。あの時に…分裂していたんだよ」
照「まさか、そんな…」
咲(SS)「あの時にね」

照「既にこの世界は、分裂していた?」

咲(SS)「あの時に、わたしを中心に」
咲(SS)「この世界は分裂してたんだよ」


ーーーーー国広一サイド
???


小蒔『…』

咲「zzz」ウーン…

一「…」
恭子「…」

一「…」
恭子「…」

一「…」
恭子「…や、なんか喋れや!」
一「なにさ急に」
恭子「ふふふwww」
一「えー?それこそ急になにさ」
恭子「ふふふwww急に大声出すもんやから」
一「そっちがね!?」

恭子「なにしてんやろなと我に返ってもうた」
一「まあねえ」
恭子「落ち着いたもんやな」
一「慌ててどうにかなるなら慌てるよ」
恭子「嫌なやっちゃなあ」
一「そう?」
恭子「うわっなんやこいつ」
一「あっはっはwww」
恭子「なんや急にwww」
一「なんだろねwwwおかしくなったwww」


小蒔『…』

咲「zzz」ウーン…


恭子「…こんなん現実にあるんかいな」
一「あるから今こんなになってるんじゃん?」
恭子「まあ、そうなんやけども…」
一「ね」
恭子「あんた、なんちゅうか…。現実的やなあ」
一「わりと非現実的な人生を生きてるからね」
恭子「…そうなん?」
一「ん」
恭子「そうかぁ…」

一「末原さんは」
恭子「なんやぁ」
一「なにその言い方www」
恭子「wwww」
一「末原さんは優しいね」
恭子「おう」
一「wwww」
恭子「www」

一「パラレルワールド」
恭子「うん?」
一「って分かる?」
恭子「なんや聞いたことはあるけども」
一「ウチの衣がさ」
恭子「ふん」
一「寝る時に本を読み聞かせをねだるんだけど」
恭子「どないやねん」
一「ぐずるんだもん」

恭子「はぁ。というか一緒に住んでるんや」
一「透華のところにね」
恭子「龍門渕かぁ」
一「親いないしね、ボクも衣も」
恭子「うん?」
一「衣のご両親は事故で、ボクは売られた」
恭子「お…」
一「非現実的でしょ」

恭子「…そうかあ」ナデナデ
一「…なに」ナデラレナデラレ
恭子「や、なんとなく」ナデナデ
一「ん」ナデラレナデラレ

一「んまあ、そん時にね、パラレルワールドの理論が」
恭子「…は?読み聞かせやろ?」
一「酷い時は古文書読めとか言うよあの子」
恭子「どないやねん」
一「あれは物理の本だったのかなあ」
恭子「もう読み聞かせの範疇ちゃうやん」
一「非現実的でしょ」
恭子「そらなぁ」

一「超ひも理論とかなんとか」
恭子「なんやそれ」
一「多次元の認識には…」
恭子「もうええわ!」
一「なにさ」
恭子「ほんまもんやんけ!」
一「そりゃそうだよ」
恭子「なんやねん龍門渕…」

一「でもまあ、ああいうのは全部…」
一「後付の理屈なんだから」
一「そりゃなんとでも言えると思うんだよね」

恭子「ははぁ…」

一「元々あるものはあるし…」
一「無いものは無いし」
一「そこに理由なんて無いと思うんだ」

恭子「…」

一「…じゃないと」
一「どんな理不尽なことにも」
一「理由ができちゃうもん」

恭子「国広は強いんやな」
一「強くならなきゃ、ダメだったから」
恭子「そか」ナデナデ
一「やめてよ」ナデラレナデラレ
恭子「ええからええから」グリグリ
一「いたいいたい」グラレグラレ

恭子「まあ…」
恭子「あるかもしれない、と」
恭子「ないかもしれない、と」
恭子「ある訳がない、と」
恭子「ない訳がない、と」
恭子「全部同じっちゃ同じかぁ、うん」

一「なにそれ」

恭子「自分で言うたんやんけ」
恭子「あるもんある、ないもんはない」
一「あー」

恭子「言い切るには、強さが必要やな」
一「うん」


咲「zzz」ウーン


恭子「…」

スタスタ

一「末原さん?」


咲「zzz」ウーン


恭子「起きろや」

デコピン!

咲「いっ!?」

一「ええー!?」


ーーーーー宮永照サイド
???


和「そんなオカルトありえません」

咲(SS)「ええー!?」


カン!


その53へ続く!

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