咲「それか…。差し込むか」恭子「咲は差し込み好きやな」の続きです。



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テレビ局 収録スタジオ

恒子「特別プログラム!ふくすこうた3on3レイディオウ!」
咏「第ニ回戦の第1試合第2試合が終わったよの巻!」

健夜「これ動画だけどラジオって番組名でいいの?」
咏「動画っていうか地上波乗ってるからね」
健夜「確かにね!そうだけどね!」
恒子「最初にレイディオだったからさ」
健夜「普通にラジオって言って!?」


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松実館


由暉子「あっはじまりました!」ワクワク
もこ「うんうん」ワクワク
真佑子「見えないwww」
由華「ちょっと画面から離れなさい」

怜「これは生?」ゴロゴロ
竜華「そうちゃうん?ライブ書いてあるし」
怜「ほぉん。昼過ぎまで大阪いて東京帰ってきたんかぁ」
竜華「ほんまやな。大変や」

怜「…あわあわは?」
藍子「不貞寝してます」
セーラ「なんやしゃあないなあ」

怜「…なんでおんねん」
セーラ「流石に霧島まで帰る気ならんかったんや!」


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テレビ局 収録スタジオ


健夜「咏ちゃんもわざわざ呼びつけて」
恒子「や、それは。お仕事だからあ」
咏「まあまあ、飛行機でビューンだから」


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愛宕家


洋榎「もっちょい浅い時間にやってほしいわあ」モグモグ
雅枝「撮って出しや言うても試合映像の編集やなんやあるんやろ」
絹恵「そんなもんかえ」モグモグ

桃子「…普通に見るんすか?」
洋榎「なにが?」


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テレビ局 収録スタジオ


恒子「…という訳で東京会場の結果でしたが」
咏「あー…なるほどねい…」
恒子「少し疑問があるんですけどね」
咏「ん?」
恒子「先鋒戦中堅戦と東発役満直撃トバしという立ち上がりでしたが…」
咏「だね」
恒子「にも関わらず、オーラスまで結果が分からないというのが…」
恒子「何故かなあと」
咏「ほう」

健夜「それは…やはり2チーム勝ち上がりですからね」
恒子「ほう。というと」
健夜「麻雀は基本的に点数の奪い合いですから…」
健夜「1チームが独走すれば残り3チームの点数が減る訳ですね」
健夜「和了点は不変ですから当然点数が減っている状態であればすぐにひっくり返る状況になりますね」
恒子「ほうほう」

咏「これが点数の絶対値が大きくなっちゃうと」
咏「1局の和了点数での逆転が無くなっちゃったりするからねい」
恒子「だからこそのトビ終了ルールであると」
咏「その通り。さらに1チーム勝ち抜けであれば独走した状態で駆け抜けられちゃう」
健夜「第一回戦がそのルールでしたね」
咏「ということで第一回戦は大雑把な振り分けの意味も大きかったね」
恒子「第一回戦が2チーム勝ち抜けであれば…というたらればもあり得たと」
咏「まあまあ、たられば言ったらなんでもあり得るんだけどね」

恒子「本大会のルール設定は小鍛治プロにほぼ丸投げしてしまった訳ですが…」
健夜「うん」
恒子「相当考えられたルールであると」
健夜「うーん。まあ、既存のルールの組み合わせにはどうしてもなっちゃうんですけどね」

恒子「ということでルール設定の苦情は小鍛治プロへ」
健夜「やめてよ!?」


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???


はやり「こーこちゃんも上手くなったよねえ☆」グビグビ
理沙「知らん振りして大事なコトを聞く技術!」グビグビ
はやり「そそ☆視聴者目線がね。大事だからね☆」グビグビ
理沙「知らんけどwww」グビグビ
はやり「ゲラゲラwww」グビグビ

晴絵「…すっげえ呑みますね」チビチビ

はやり「ご祝儀だから☆」グビー
理沙「呑むのが礼儀やし」グビー
晴絵「まあ、そうなんですけども」チビチビ
はやり「介抱役もお願いね☆」グビー
晴絵「それは聞いてないんですよねえ」チビチビ
理沙「ご祝儀」グビー
晴絵「はぁ…」チビチビ

晴絵「どうした?」
京太郎「や…。まあ、はい」パクパク
ハギヨシ「…」シロメ

はやり「おー!?」グビー
理沙「来たーwww」グビー
京太郎「あ…」
晴絵「ん?あ…www」


恒子『えー、ということで劇的な勝ち抜けをした着ぐるみチームのリーダー…』
京太郎『…』


はやり「インタビューwww」グイー
理沙「wwww」ツクエバンバン

晴絵「ゲラゲラwwww」グビー
京太郎「赤土さぁん!?」
ハギヨシ「…」シロメ


prrrr…
prrrr…


京太郎「赤土さん!?電話なってますよ?」
晴絵「ゲラゲラwwww」グビー
ハギヨシ「…」シロメ


prrrr…
prrrr…


ゲラゲラゲラ…


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辻垣内家


憩「この子も清澄なんやろ?」
照「らしいねえ」モグモグ
智葉「なんというか…。大胆だな」
憩「企んだ人が大胆なんやろなぁ」
智葉「何がどうなってこうなったのやら」
照「まったく清澄は…」モグモグ

利仙「でも本当なんですか?」
智葉「まあ、確定だろ」
誠子「確かに…この3人相手にあそこまで暴れられると…」
莉子「説得力は、ありますよね」

霞「だから、良子さんが逃げ回ってたのね」
智美「逃げ回ってた?戒能プロが?」
霞「おそらく巻き込まれたく無かったんでしょうね」
霞「瑞原プロから」
智美「ワハハ」

憩「でも3人目が分からんわぁ」
照「誰だろねアレ」
利仙「鏡は使わなかったんですか?」
照「…ちょっと謎のままの方が面白いかなと」
利仙「そんなものですか」
照「見ても分からない可能性もあるしね」

照「ただ…。なんとなく似てる気もするんだなあ」
誠子「え?誰にですか?」
照「…辿り着かせない、って考えるとだけどね」
霞「辿り着かせない?」
照「ん」
智葉「メグのアレに割り込むなんざ見たことねえよ」
霞「発動してても完了しないってこと?」
照「そ。発動させず、じゃなくて」


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某ホテル


塞「へっくち」
明華「あら、お風邪?」


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愛宕家


雅枝「あかんわ。完全に負ける顔してるもん」
浩子「ほんなん言われても」
洋榎「まず顔やで」
浩子「それはそうやけども」

一(そうなんだ…)
桃子(そうなんすか…)
姫子(そうなんや…)


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霧島神宮 道場


花子「あー、やっぱ役満って凄いよなあ…」
那岐「でもなんというか…やっぱりドラゴンロードだよ」
初瀬「なんか見ちゃいますよね」
那岐「気になりすぎるwww」

憧「…お姉ちゃんがはっちゃんが来た、ってさ」
湧「あらら、お手数おかけしまして」
憧「ほんとに関係あるんだねウチとここ」
湧「それはまあ、はい」
憧「そっかあ、アタシは知らないからなあ」
明星「知っちゃいましたね。うふふ」
憧「う…。まあ、そうなんだけどね」

憧「しっかし、まあ…。色々あるみたいねえ、大人ってさ」
灼「ね」
憧「あのタヌキさぁ?」
灼「ん…。一体何をやっているのか…」
憧「だよねえ」


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松実館


由暉子「ああ、玄さんの出番が終わっちゃいました」
もこ「怜さんのターン!」
由暉子「いらないです」
もこ「何をこの」

怜「ゆきのすけwww本人前にしていらん言うなやwww」
由暉子「…!!」ハッ!
怜「ハッ!ちゃうわwww」ゴロゴロゴロー
由暉子「きゃあ」
怜「ふん。膝枕の刑や」ポスン
もこ「むしろご褒美」
怜「ほほう…。これはなかなか」ゴロゴロー

セーラ「ふむーん…」
竜華「なによ」
セーラ「んー?や、怜も強なったな思ってなぁ」
竜華「ふふ。ほんまやな」
セーラ「まあ、あっこで倒さんかったらオレが勝ってたけど」
竜華「あん?」
セーラ「おん?」

竜華「…」
セーラ「…」

竜華「怜ぃ!三麻するでぇ!」
怜「なんや急に」
セーラ「望むところや!まとめてボコしたる!」

数絵「うわぁ…」
藍子「これが千里山の三馬鹿だよ」ヒソヒソ
数絵「wwww」

怜「らんらんや?」
藍子「ひえっ…」
竜華「ぽんちゃんもやな」
数絵「うわっ。巻き込まれた」
セーラ「四麻でもええで?」
数絵「ちょ、愛宕さん呼んでくださいよ」

セーラ「…多分呼んだら来るけども」
竜華「や、流石に今日は色々めんどいわwww」
怜「ということで2人はお付き合いやな」
藍子「うわー」
数絵「うわー」


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テレビ局 収録スタジオ


恒子「ということで大阪会場の結果です」
健夜「ははぁ…。同ポイントになったんですねえ」
咏「いやはや、凄かったよ」
恒子「半荘プラス77.0というのは…」
健夜「今のところ大会最高獲得点数になりますね」
咏「今後もこれがあり得るってことだよねぃ」
健夜「常に順位が逆転する可能性はある、ということですね」
恒子「確かにこのポイントであれば」

恒子「さて、出場者の皆さん起きてますかー!?」
咏「いよいよだねい」
恒子「次試合の組み合わせ抽選です!」


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辻垣内家


照「そう考えれば、似てるといえば似てるんだよね」チラ
穏乃「…」
莉子「…え?高鴨さん?」
穏乃「…ん??」
誠子「あ、起きてたのか」
穏乃「え?起きてましたよ?」
智葉「なんかやたら静かだったからな」

穏乃「や、メールしてみたんですけど返ってこなくて」
霞「メール?」
穏乃「はい」

穏乃「昼間はちょっと寝てたんでよく見てなかったんですけど」
誠子「寝てるじゃないか」
穏乃「昼間は!」
誠子「まあいいけどwwwそれで?」

穏乃「なんで赤土さんが試合してるのーって」

誠子「えっ?」
智美「ワハッ!?」

照「…やっぱりそうか」
憩「…赤土晴絵、かぁ」

穏乃「だと思いますよ。あの打ち方は」

穏乃「…これ言っちゃ駄目なヤツでした?」


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テレビ局 収録スタジオ


健夜「では発表です!」
恒子「次はこの組み合わせになります!」


第3試合(大阪会場)

No.005 VS No.007 VS No.015 VS No.028

No.005    高鴨穏乃    亦野誠子    蒲原智美    チーム
No.007    小瀬川白望    神代小蒔    松実宥    チーム
No.015    末原恭子    国広一    宮永咲    チーム
No.028    藤原利仙    石戸霞    安福莉子    チーム


ババーン!


第4試合(東京会場)

No.009 VS No.010 VS No.014 VS No.025

No.009    小走やえ    池田華菜    二条泉    チーム
No.010    寺崎遊月    江崎仁美    安河内美子    チーム
No.014    東横桃子    鶴田姫子    上重漫    チーム
No.025    佐々野いちご    依藤澄子    水村史織    チーム


ババーン!


恒子「さあ!前回の反省をふまえてチームナンバーとメンバーを並べて発表しましたが!」
健夜「こういうフットワークはいいと思うよね」
咏「ほうほう」
恒子「お2人の予想は…!?」

咏「いやあ、もう予想とかは難しいよね」
健夜「注目は…」
恒子「あ、時間が無いですね」
健夜「えー!?」
恒子「生放送の怖さですねぇ」
咏「これ組み合わせ発表できなかったらどうしたのさ」

恒子「ほんとですよ」
健夜「えー!?」

恒子「えー、お相手はこの3人でした-!」
恒子「各チームには個別に連絡いたしますので!」

恒子健夜「「おやすみなさいー!」」ノシ
咏「おやすみいwww」ノシ

カン!

大会編その19へ続く!

関連Index

【咲-Saki- 3on3SS】Index

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2015年8月6日の更新記事

第145局既読者向けに妄想を。ポーカーフェイスできなさすぎ咲さんかわいい。

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