読者参加書け麻雀より、一通さんからの投稿SSです。
前書き

SS投稿にあたり…
今回書いたSSは、お題がプールでした。
最初はキャッキャウフフなイメージで書いていましたが、何か違う!
ゼロから書き直した結果がこれですw

自分が勝手に妄想していた事を文章化するのは
それ程難しいものではありませんでした。
いかんせん長文過ぎたかなと反省しています…

咲の世界はどんなお題でもクリアできる懐の深さ!
書け麻雀で負けても全く怖く無い!
麻雀初心者で心配な方も必ずSSを書かなくても大丈夫ですからね。
二人称一覧などもあります。
まだ参加した事が無い方も気軽にこの書け麻雀の卓についてみては如何でしょうか?

…ステマ過ぎますかね?www



鶴賀学園


智美「うーん、んん~」
佳織「どうしたのさとみちゃん、考え事?めずらしいね?」
智美「おっかおり、いいところに。ていうか考え事くらいするぞー。さぁどれがいい?」
佳織「え?なにが?」
智美「ほらこれ。どれがいい?」
佳織「えぇ?!車?どうしたの?」
智美「ワハハ、ほら、免許取ったろ?だから何がいいか見ていたんだけどな~」

佳織「それで中古車情報誌…。初めて見るよ。沢山あるんだね」
智美「ありすぎてな~。でも正直お金は無いぞ」
佳織「自慢にはならないよ…」
智美「ワハハ、でもみんなでどこか出かけたいからな~ぜひ欲しい。そうだ、かおりが懸賞で車を当ててくれればいいんだ」
佳織「えぇ!そんなの無理だよ~。だいたい高校生が応募していいの?」
智美「ワハハ、それもそうか…」
佳織「もう放課後だよ、部室に行かなくていいの?」
智美「そうだな~みんなにも聞いてみるか!」


部室


ゆみ「…そんな事よりも勉強をしろよ?」
智美「あ~手につかない。でもこの雑誌、参考書より厚いだろ?良い勉強に…」
ゆみ「なるか!まったく…」
智美「でもみんなして車ででかけたら面白いぞー。どこにだって行けるぞ」
睦月「うむ、確かに長野はどこに行くにも車が必要…」
智美「そうだろ~?なぁモモ?」
桃子「(加治木先輩と車でデート…)でかけたいっす!!」
佳織「わっ、桃子さんいたんですか、びっくりした…」

智美「そうだろ?だからみんなで決めよう」
ゆみ「いやいや、金が無いんだろう?そもそも無理なんじゃないのか」
智美「無いぞ?でも何とかなると思うぞ。家の手伝いとかすれば。この際金額は関係ないぞ」
ゆみ「そういうレベルか…?」
智美「部員は5人だから、5人乗り以上がいいよな。荷物も積めて便利なやつ」
ゆみ「おい、話を…」

桃子「あっ!この車ピンク色でかわいいっす!」
智美「ん?どれどれ~ラブワゴン…?いいかもしれないな~!」
ゆみ「随分派手な車だな…。恥ずかしい気もするんだが」
智美「じゃあゆみちんはどれがいい?」
ゆみ「えっ?ん~この車はどうだ?紺色で学生が乗るにはちょうどいいんじゃないか?」
智美「ゆみちん、これ軽自動車だぞ?」
ゆみ「ん?駄目なのか?」
智美「ワハハ、4人乗りだぞ?」
ゆみ「そうなのか…。知識が全くない…」
桃子「大丈夫っす、先輩の膝に私が乗れはいけるっすよ?!(一石二鳥!!)」
睦月「それ交通違反なんじゃ…」
智美「んん~、な?悩むだろ?」

智美「むっきーはどうだ?」
睦月「私ですか…。実家では普通の車を使っていますよ?こんな感じの…」
智美「セダンか。ちょっと5人じゃ狭いかもな。それに女子高生が乗る車じゃ無い気がするぞ。かおりは?」
佳織「えっ私は小さい可愛い車がいいなと思うけど…。これとか?」
智美「小さいな~。コンパクトカーってやつだ。普段はこれでいいかもしれないよな~」

智美「おっ?同じコンパクトでもこっちは速そうだぞ…?デトマソ…?戦闘機みたいだ」
ゆみ「おい、話が脱線しているぞ」
智美「冗談冗談。しかし見てるだけじゃつまらないな~。明日は休みだろ?みんなで車を見に行かないか~?」
ゆみ「だから勉強をしろよ」
智美「1日位は挽回できるさ~、な。明日行こう」
ゆみ「全く…」
智美「雑誌を見ていても分からない事が多いからな。実際見てみないと実感が湧かないだろ?」
ゆみ「そう言われればそうだな…。こんなに種類があるとな」
智美「ワハハ、そうと決まれば明日は中古車見学だ!」


翌日…


佳織「ふぅ、結構遠かったね」
ゆみ「途中いろんな店があっただろう?なぜここなんだ?」
智美「ここはオークション会場なんだ。中古車が沢山プールされてるし、種類も選び放題だ!」
佳織「確かにいろんな車が沢山あるね~。あっ、昨日雑誌に載ってたのと同じ車じゃない?」
智美「ん?どれどれ?モモのお気に入りラブワゴンだな~。実際間近で見ると大きいな」
智美「うちの車庫に入るかな?でも皆乗れるし気になるな~…」

智美「んっ?」
ゆみ「どうした?」
智美「近くで見たら結構ボロイな~と思ってな?ほら、ここ」
ゆみ「錆…、か。中古車だから仕方ないんじゃないのか?」
智美「いや、錆は車選びに大切な事だぞ。この車はきっと降雪地で使われた車だ」
ゆみ「なぜそんな事がわかる…そうか…そういうことか」
桃子「えっ?えっ?どういうことっすか?」
睦月「うむ…全く分かりませんが…。なぜ雪が降ると錆びるんです?」

ゆみ「想像だが、雪が降ると除雪をするだろう?だが凍結してしまったらどうする?」
佳織「ツルツルになっちゃう…」
ゆみ「そうだ、事故が起きやすくなる。それを防止する為に凍結防止剤を散布しているんだ。それが錆の元になる。塩化カルシウムというやつさ。ここ長野だって例外じゃない。そうだろう蒲原」
智美「ワハハ、さすがゆみちん。正解だぞ」
桃子「じゃぁこの車は駄目っすか…」
智美「駄目って事じゃないが、やめておいた方がいいかもしれないな~。買ってからすぐに壊れたりするのはちょっと勘弁してほしいな」
睦月「実際の情報って大事ですね。麻雀と一緒…」
智美「ワハハ、むっきーはまじめに考え過ぎだぞ~」

佳織「智美ちゃん智美ちゃん!こっちにすごいのがあるよ!!」
ゆみ「おい、あまりウロウロしていると危ないぞ」
智美「ん~どれどれ…? !!これは!!」
ゆみ「赤い塗装…この形…フェラーリか!」
智美「すごいな!実際に見るのは初めてだぞ」
睦月「レースでもするんですかね?速そうです!」


??「お嬢ちゃんたち、車に興味があるのかい?」


智美「ワハハ、免許を取ったから車が欲しくて実際に見学に」
モノクル業者「そうかい。あまりウロウロしているとオークションが始まるから轢かれてしまうよ?」

ゆみ「すみません、気をつけます」
業者「あぁ、それと、その車」
桃子「フェラーリっすか?」
業者「それフェラーリじゃないよ」
智美「えっ?」
業者「改造してあるZさ」
一同「えぇ?!」

智美「ワハハ、全く分からないぞ…」
業者「そうさね、これはエアロキットを組んである。見る人が見たら一目瞭然だよ」
ゆみ「百聞は一見だな…」
業者「そうだ、あんたたちオークション見学していくかい?外のプールよりは面白いよ」
智美「いいんですか?ワハハ、今日はついてるな」
睦月「遠くまで来た甲斐がありましたね」


会場内…


佳織「うわぁ、沢山人がいるよ」
業者「皆車を買い付けにきたのさ。良い車があれば入札していく。一番高い金額で入札した人が落札。その後は客に売るなり自分で乗るなりって感じさ」
睦月「へぇ…、モニターに車が出ていて状態も細かく書いてある…」
智美「どんどん車が流れてきて面白いな~、何か良い車があるかな?」

桃子「あっ、さっきのラブワゴンっす!」
ゆみ「本当だ、蒲原の見立てでは買わない方が無難と出ていたが…」
桃子「先輩、金額がどんどん上がっていくっす!」
睦月「うむ…、結構高いんですね。学生が買える金額ではないですね…」
智美「意外だな~誰も入札しないと思ったのに」
桃子「どうして入札者が沢山いたっすか?」
業者「あの車はきっと輸出されるんだよ」
佳織「輸出ですか?」
業者「あぁ、国内では需要が無くてもああいったワゴン車は海外で引っ張りだこさ。特に日本車ともなれば信頼性は折り紙つきだからね」
睦月「なるほど…。需要と供給があるのか…」

智美「ワハハ、知らない事ばかりだな。さて、他には…」
ゆみ「ん?蒲原、これはワゴン車じゃないか?」
智美「おっ、これはいい感じじゃないか?安いし、恰好も結構いいじゃないか。ってどこかで見た事あるぞ…」
睦月「先輩、これ軽自動車って…」
智美「ワハハ、本当だ。これじゃあ駄目だな。残念…」


ゆみ「結構な時間滞在してしまったな」
智美「ワハハ、でもとても参考になったぞ。良い時間だし今日は帰るとするか!」
ゆみ「ちゃんと明日から勉強するんだぞ」
智美「ワハハ~予定は未定だぞ」


帰宅後…


智美「ワハハ、今日最後に見た車…どこかで見覚えがあるぞ…」

アルバムペラペラ…

智美「あっ!!あった、これだ!なんだ、昔門仲のばーちゃんちにあった車か。小さい頃にちょっとだけ乗った事があったぞ。懐かしいな~」

Prrrr…

智美「あっ、もしもしばーちゃん?久しぶりだな~元気してたか?」
智美「ん、そうだなー近いうちにまた遊びに…」
智美「免許も取ったし今度は車を買ったら車で行きたいぞ」

智美「まだお金が無いから買えないけどな~」

智美「えっ?車がある??」


………


数日後


ブロロロロ

智美「よっ!」
佳織「どうしたの智美ちゃんこの車!買ったの??」
智美「ワハハ~、実はばーちゃんちの車庫に眠ってたんだ。ばーちゃんが免許のお祝いにってくれた」
佳織「すごい!!」

智美「そうだろ~、これで皆とどこにだっていけるぞ~」

智美「さぁ乗った乗った!!」

………FIN

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