咲-Saki-3on3SSチーム結成編の続き
もしくは
咲-Saki-夢乃全国行脚SSの続きです。

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愛宕家

雅枝「ほれたんと食べや」

デーン

一「わ…」
姫子「朝から…」
桃子「このボリュームっすか…」

漫「いただきます!」ウオオオオ
洋榎「あっ!漫ぅ!お前どんだけベーコン持ってくねん!」
漫「知りまへんわ」
洋榎「負けてられんわ!」ウオオオオ
絹恵「サラダも食いや」ウオオオオ

恭子「ほれ、あんたらも食わんと無くなるで」ガツガツ
一「う、うん…」サラダツマミ
恭子「なんやねんな。虫か」
一「いやあ、朝からこんなに…」
恭子「だからはじめは色々ちっこいねん」
一「恭子に言われたくないよ!」

恭子「運動してきたやろ?その分食わんと」
桃子「運動ってラジオ体操じゃないっすか」
恭子「運動やん。なあ船久保」
一「そうだ。データ重視ならカロリー計算とかしてるんでしょ?」
浩子「かろりいけいさん?」
一「嘘でしょ!?」
洋榎「なんや園城寺のはなんやかんややってたやんな」
浩子「なんやウチのポンコツ部長がやりたいいうてな」


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松実館 外

竜華「ハッショーイ!」
淡「アワッ!?」
竜華「んーむ」ズズ
淡「え?なにいまの?」アワアワ
竜華「くしゃみやん。あー、なんやろ」
淡「くしゃみ!?いまのが?」
竜華「せやでえ。噂されてるんかなあ」
由華「こんな朝早くにですか?」
竜華「ほんまやな」

淡「いやあ、こっち来てから健康的だよねえ」
由華「ねー」
淡「早寝早起き!」
由華「お手伝い!」
淡「このスーパーノヴァの箒さばきをご覧あれえ」グルグルー
竜華「むっ」キュピーン

ガシッ

由華「箒で箒を止めた!?」

淡「むむっ」
竜華「ふっふっふ」

グググ

\コラーソッチオワッタノー/

淡「あっ!玄先輩だ!」サッサッ
竜華「やばい!」サッサッ

由華「まじめに掃除しだした…」

\ナンデミンナホウキモツトアソブノカナー/


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愛宕家

浩子「まあ、あれはウチらが作るんで色々調べましたけども」
浩子「出されたもんは食う!」
浩子「それが一番やろ」モグモグ
一「んーむ。確かにそっか」
漫「ほんまですわ」モグモグ
洋榎「漫ぅ!それウチのやんけ!」
漫「知りまへんわ」ガツガツ

絹恵「まあそこいらはお母ちゃんがちゃんと」
雅枝「…ばっちりやん?」
桃子「…絶対嘘っす」ボソボソ
姫子「でもうまいから困る」ボソボソ

雅枝「まあカロリーやら栄養素やらつきつめると…」
雅枝「サプリ飲んで点滴してればよくなるやん?」
雅枝「食事ってのは体の栄養だけやなく」
雅枝「心の栄養も考えんとなあ」

一「…そうですね」
雅枝「朝からややこいこと言うてもうたな」

洋榎「ほんまや」
絹恵「ほんまや」
浩子「ほんまや」

雅枝「うるさいわ!」
雅枝「はじめも食いや。色々ちっこいんやから」
一「むぐ…」
雅枝「あっはっは」

洋榎「ほんまや」
絹恵「ほんまや」
浩子「ほんまや」
恭子「ほんまや」

一「うるさいよ!ひとり増えてるよ!」
恭子「あっはっは」

雅枝「咲も食いや…って」
咲「zzz」
雅枝「座ったまま寝てるんかい」
一「ほんと咲ちゃん朝弱いねえ」
雅枝「咲ー?ご飯やでえ」カミクシャクシャ
咲「…んむ」コテン

雅枝「おっと」ウケトメ
咲「…お……ん…」
雅枝「…!」ナデナデ
咲「…ふふ」
雅枝「…」ナデナデ

洋榎「…なんやほんまおかんとられるんちゃうか」モグモグ


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辻垣内家

智美「智葉ちんそろそろ行くかー」
智葉「だな」
霞「本当にいいの?」
智葉「ああ、好きに使ってくれて構わん」
智葉「出かける時だけ帰りがいつになるか家のモンに伝えてくれ」
霞「お言葉に甘えるわ」

穏乃「まずはどこに行きますか!?」フンスフンス
誠子「北ですか!?南ですか!?」フンスフンス
照「おいしければ!」フンスフンス

憩「全国の山と…」
穏乃「はい!」
憩「川と…」
誠子「はい!」
憩「…お菓子と」
照「はい!」
憩「制覇できると思てるん?」

穏乃誠子照「「「はい!」」」

憩「んふっ。ええ返事やなあ」

照「まあ厄介事も一応一段落ついたしね」
智葉「夢乃と原村か?」
照「んー。もういっこあったんだけどね」
照「そっちも大丈夫だったからさ」
憩「もういっこ?」
照「ん」
憩「ふうん」

莉子「なんでしょうねもういっこって」ボソボソ
利仙「言わないということは…ってことですかね」ボソボソ
莉子「ほおぉ」ボソボソ

智美「じゃあ行くかー」

穏乃「はーい」
誠子「はーい」
照「はーい」

ゾロゾロ

智葉「…あ、そうだ。あんま部屋の中漁るなよ」

霞「…はーい」
利仙「…はーい」
莉子「…はーい」

智葉「…絶対だからな」

ガチャ バタン

霞「…」ニヤ
利仙「…」ニヤ
莉子「…」ニヤ

霞「…今だそれっ!」

ガチャ バタン

智葉「今だそれっ!とか言ったか?」

霞「…言ってないわよ?」


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新幹線内

和「ゆーきゆーき!写真撮ってください!」
優希「はいはいいっくじぇー」ホオリコミー
和「もごもーご」ニッコリ

和「ふふ。早速お義姉さんに送ってあげましょう」

マホ「次はどこにいくんですか?」
煌「さあて、どこに行きましょうか」
マホ「決めてないんですか!?」

煌「とりあえず関西に戻りますかねえ」フム

和「マホが走っていくからでしょう!」
マホ「だってだって!」

優希「はぁ…まったく」

ブブブ

優希「ん?」スマホスイスイ
優希「部長だじぇ」


久『本文』
久『のどか(なぜか変換できない)とマホちゃんは大丈夫?』
久『そういえば龍門渕に行かなくて良かったのかしら?』
久『まこもいるし、他にも色々いるらしいわよ~』
久『じゃあそういうことで』
久『追伸 今度はコピー用紙忘れないように』
久『あ、レシート捨てちゃダメよ!』


優希「後で買いに行けば良いってそういう意味か…」
煌「竹井さんなんですって?」
優希「んー。龍門渕は行かなくて良かったのかって」
煌「…」
優希「花田先輩?」
煌「昔の人が残した言葉というのは」
優希「へ?」
煌「時代を超えて…我々に様々なことを教えてくれますねえ」
優希「はぁ」
煌「灯台下暗し。まさにですねえ」フルフル
優希「忘れてただけじゃ…」

煌「もう西に向かってますからね!」
煌「お金も勿体無いですし!」
煌「目指せ…」
優希「目指せ?」
煌「…新幹線は車窓の景色もすばらですねえ」
優希「誤魔化した!?」

カン!

修行編その2へ続く!

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