\前回の咲-Saki-ラブライブ!/デェン

和「ついに登場した清澄高校部長竹井久!」
和「常々思うのですが、この人はやはり敵に回ると厄介なことこの上ないですね」
和「とはいえ、味方だから安心できるかと言われればそれも疑問なのですが…」

\キコエテルワヨ!/

和「何か聞こえた気もしますが気のせいでしょう」

和「自分のペースで話を進めるのに待ったをかけたのは」
和「わたし原村和!」
和「かよちん枠には咲さん、いやさきちんしかいないのです!」

和「さあ、行きなさい!さきちん!」

恭子「もう1回!」智葉「ふわふわターアイ!」の続きです。


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龍門渕の別荘

成香「来週からついに劇場版公開ですよ!」
爽「そうだねえ」
成香「あー、楽しみです!」
爽「でも、再放送組はまだ観れないよなあ」
成香「再放送は…。今日が2期10話ですかね?」
爽「2期10話から劇場版を観るのは…」
成香「オススメしません!」
爽「だよねえ」

成香「再放送で全部観終わってから観るか…」
成香「2本レンタルしてから観るか…」
成香「もし、劇場版を先に観た場合は」
成香「2期を観終わってからもう一度劇場に足を運んで欲しいですね!」フンスフンス
爽「あのアニメ、ゆるく作ってあるように見えて、相当作りこんでるからねえ」
成香「そうなんですよ。複数回視聴を前提に作ってあるというか…」
爽「それが正しいかどうかは今おいておくものとするよ!」
成香「話すと長くなるので、詳細はキャラ別に決める時にしましょうね」

成香「そういえば…」
爽「はいはい」
成香「ベストアルバムの2も発売されました!」
爽「そうだった!」
成香「これがなんと…オリコンウィークリー1位の快挙です!」
爽「これすっげえよなあ」
成香「ええ!シリアルや応募券なしでこれは…」

パチパチパチパチ

爽「だ、誰だ!」

智葉「コングラッチュレーション」パチパチ
恭子「すごいことやんなあ」パチパチ
爽「またお前らか…」

智葉「いやいや、純粋に賛辞を送ってるじゃあないか」
爽「お前そんなねっとりしたしゃべり方じゃないだろ!」
智葉「そんなことないぞ。律」
爽「誰がだ!」
恭子「もう一声ー」
爽「だから第三の勢力を持ってくるのやめろよー」

智葉「アニメキャラクターとしてオリコンアルバムランキング1位になるのは…」
恭子「いつ以来の快挙やったかなあ?」
浩子「えー…。2010年10月以来です」
智葉「アーティストは?」
浩子「…放課後ティータイム」
智葉「ありがとう」
浩子「…はぁ」
智葉「…な?」
爽「何がだよ!」

恭子「その前はどうだったやんなあ?」
浩子「2009年7月。これが史上初ですね」
恭子「アーティストは?」
浩子「…放課後ティータイム」
恭子「ありがとう」
浩子「…はぁ」
恭子「…な?」
爽「だからさ!」

成香「おそらくこの話を続けると売上と作品の良し悪しの関係みたいな話に…」
爽「それは避けたいんだよなあ」
成香「ひいてはCDという媒体、特典商法みたいな話に…」
爽「うう…」

智葉「ウィークリーシングルの1位2位を独占した時もあったなあ」
恭子「そうねえ、澪ちゃん」
爽「恭子りん!キャラが変わってるぞ!」
恭子「たくあんおいしい」ポリポリ
春「むっ!」ポリポリ
爽「なんか色々間違えだしてる!はるるも対抗するな!」

智葉「いや、シングル1位2位放課後ティータイムの前は、誰だった?」
浩子「えー、女性アーティストでは1983年の松田聖子以来ですね」
智葉「一世を風靡したアイドル中のアイドルじゃないか」
成香「ま、まあ…」
智葉「関係ない話で自慢しに来た訳じゃあないんだよ、律」
爽「…1位お前の曲じゃなかったろ」
智葉「りいいいいいっぃぃぃぃっっすううううううん!」ゴロゴロゴロゴロー
恭子「ああっ…。待ってえ」トテテ

爽「ふっ…。倒したか…」
誓子「オープニングコント長すぎ」

揺杏「んー」チクチク
由暉子「ハイパージャンボ!」ワクワク
穏乃「ハイパージャンボ!」ワクワク
揺杏「わーかったってーの!もー落ち着けよー!」
由暉子「ハイパージャンボ!」ワクワク
穏乃「ハイパージャンボ!」ワクワク

爽「揺杏はハイパージャンボ寝そべりぬいぐるみ松実玄制作に全力か…」

咲「あー、えっと…」
和「さあ、行くのです!さきちん!」
咲「さき、ちん?」
和「花陽はかよちんです!咲さんはさきちんじゃないですか!」
咲「ちょっとやだなー」
和「ええっ!?」
咲「わたしはいいかなーと思ってるんだけど…」
和「それです!その一歩引くところがまさに花陽なんですよおお!」
咲「うーん…」

怜「のどちゃん必死過ぎるやろwwww」
優希「わたしはああいうのどちゃんも好きだじぇ」
怜「あ、凛ちゃんやんか」
優希「ふっふっふ。1人りんぱなは継続中だじぇ」

和「好きなことになると熱く語りだすところなんて!まさに花陽!」
咲「そんなに熱く…なるかなあ?」
和「…あんまりなりませんね」
咲「うん」
和「あれぇっ!?」
優希「むしろのどちゃんが熱くなってるじぇ」
咲「そうだよねえ。好きなことに熱くなるのは和ちゃんのイメージかなあ」
和「う、うーむ…」

?「待ってほしいのよー」
爽「だ、誰だ!」
誓子「明らかにまた分かりやすいんだけど…」

ドアバーン!

由子「花陽の特技は折り紙なのよー?」
由子「わたしのリボンも実は折り紙なのよー」

絹恵「えっ、あん時からずっと折り紙なんですか!?」
由子「もちろんなのよー」
絹恵「気づけへんかった…」

爽「なるほど、キャラの趣味特技で押す形っ!」
誓子「すでに薄墨さんがそんなだった気もするけど…」
爽「はっちゃんはしゃべり方の特徴も似てたじゃん」
誓子「あー」
爽「今回はもう、既によく分からないじゃん」
誓子「wwwwww」

由子「折り紙一点突破なのよー」

洋榎「あ、ゆーこがかよちんなら、ウチ凛ちゃんやってもええで」
久「全然違うじゃない!エリチカどうなったのよ!」
洋榎「目立ったらなんでもええねん!それにどうせエリチカお前やろ!」
久「ふうん。どうかしらねー?」ニヨニヨ
洋榎「お前ほんまこういうのすっきやな」
久「ふふふ」ニヨニヨ

玄「花陽ちゃんはおもち枠じゃないのかな?」

爽「えっ…?」
玄「あ、いや、おもち的には良い感じの枠かなあって」
爽「確かに…!」
玄「1つの基準としてはアリかなあって」
爽「ふうむ…ん?1つの基準?」
玄「ですねえ。絶対にそうじゃなきゃいけないわけじゃないってことです」
爽「んんん?」

久「ま、どこを見るかって話にはなるんじゃない?」
爽「ん?」
玄「ですです」
久「それこそ、浩子に頼んでデータ近似値で選んじゃっても良いわけでしょ?」
浩子「浩子ってあんた…」
久「それをしない以上、違う部分は絶対にあるわけよね」
爽「そりゃ、そうか」
久「正直なんとなくしっくり来ればいいのよ」
爽「あー…だからって勢いで決めるのはナシな」
久「ありゃー、バレちゃった」

成香「例えば、なんですけど」
爽「ん?」
成香「凛ちゃん、いますよね」
爽「うん」

成香「彼女は2期の5話。新しいわたし、で変身しました」
爽「名作だね」
成香「わたしもそう思います」
成香「でも、制服がスカートじゃんとか、衣装がスカートじゃんって感想もあったんですよ」
爽「ふぅむ」

成香「1期で、小学生の時男子にスカートをからかわれたから」
成香「それ以来スカートを履くのを躊躇っている凛ちゃんですが」
成香「制服や衣装で既にスカートを履いているから、2期5話にインパクトが無い、みたいな」
成香「練習着が短いスカートに変わっただけ、みたいな」

久「そういう感想も分からなくはないわねえ」

成香「でも、違うんですよ」
成香「それはそもそものスタート地点が違うんです」
成香「凛ちゃんは、小学生の頃からずっと、かわいい格好がしたい女の子なんです」
成香「制服とか衣装とかいう『着る言い訳』があれば、スカートを穿きたいんです」
成香「だから海未ちゃんとは違って、衣装の際どさなどに対してもなにも言わなかったんです」

爽「あー」
成香「だけど、それを周りには隠したい子なんです」
成香「自分には可愛い格好は似合わないと思ってると思われたいんですよ」

爽「音ノ木坂が女子校だから、とかじゃなくって?」

成香「異性の目を気にしている、というのも少しはあるかもしれませんが」
成香「あのシーンはむしろ、異性の目への恐怖というよりも」
成香「自分の可愛い格好をしたい、という気持ちの封印の強調だと思うんですよね」

久「それであの2期5話、って訳ね」

成香「そうなんです!」
成香「凛ちゃんが可愛い格好をしたい女の子である、というカミングアウトができたお話なんですよ」
成香「それは凛ちゃんが隠してきた思いを、μ'sの皆に打ち明けられたから」
成香「μ'sのメンバーとの信頼関係が築かれたからなんです!」
成香「そんな昔から封印していた気持ちを開放できたから…」
成香「新しいわたし、なんです!」ババーン!

成香「ふぅ…」

久「そこは凛を語る上での重要なファクターよね」
久「でも、アニメではそこについては触れていない」
久「おそらくは、あえて、よね」

成香「この作品はメディアミックス前提ですからね」
成香「色々、あるのでしょう…」
成香「でも!」
爽「わかったわかった!もう!長い!」
成香「だってー」
爽「次のチャンスに!な?今回はもうこの辺で!」
成香「はぁい」

成香「あ、だから凛ちゃんは江口さんでいいかなあとか思ったり」

セーラ「…はぁ!?」

カン!

その7へ続く!

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2014年6月7日の更新記事
何故控室で誰かしら立っているのか考えてみ…。