嶺上開花マスターのくろもちです。

明日はなにもなければ最新142局掲載のYG発売日!
ということで、こちらも何事もなかったかのように
最新話掲載前の振り返りの意味も含めた感想記事ですよーぅ。

今回はついに副将戦決着!
それに伴い、収支の振り返りや大将戦から決勝進出への
各高校の伏線、とは言えないまでも気になることなどを集めてみました。


まずは副将戦収支のおさらい



Bブロック準決勝副将戦収支
前半戦開始前
臨海  164400
姫松  127300
清澄  101000
有珠山 7300



前半戦終了時(前半戦の収支)

臨海  166900(△2500)
姫松  128500(△1200)
清澄  98100(▲2900)
有珠山 6500(▲800)




後半戦終了後(後半戦のみの収支/全体の収支)
臨海  170300(△3400/△5900)
姫松  111300(▲17200/▲16000)
清澄  88100(▲10000/▲12900)
有珠山 30300(△23800/△23000)

点数的にはメグちゃん圧勝に見えますがそれは累計点数の多さ。
副将戦特有の派手目ななんやかんやがありましたが
結果の点数のみで見てしまうと
トップ目が微プラスで逃げ切り体制。ラス有珠山が追いすがり。
2着3着が沈みましたが、2着争いの点差は3000点縮まった、という状況ですね。

各高校の決勝への布石



臨海女子高校とメガン・ダヴァン


正直なところ大本命はこの臨海女子高校です。
で、わたしが姫松決勝進出論のために
どうしても綻びを見つける方向で、考えてしまいます。

今回はもちろん、使うなと言われていた2つ目の能力。
曰く真っ暗なの、をメグちゃんが使用したことですよね。
やっぱり最後は予想通り再度のメグちゃんターンになりましたね。

それを2局続けて、2着から満貫、親満自摸のコンボで
24000かっぱいでいった訳ですから結果としては上々ではあります。

控室でも、余裕の体制。
この程度の反応なら、別に使うなって言わなきゃ良かったのでは…。

うーむ。

とはいえ、これまでの敗退校も控室がお通夜状態になることは
ほぼありませんでしたから、これを抜き出すのはあまりに恣意的ですかね。

ここで気になるのはアレク監督の新能力に対しての分析ですね。
これまで、能力に対して分析を行うこと自体がタブーになっているのか
その分析の詳細が語られることは、打った経験のみ、で語られることがほとんどでしたからね。

この辺りについてわたしは
フルオープンで打ったらそうならない、という
観測者の影響で結果がずれる説、だったりします。

とーかお嬢様やフナQ先輩、そしてハルちゃんあたりが
その辺りをほうっておくとも思えませんし…。

閑話休題。

この先の世界ジュニアで敵同士になる、というネリーの台詞もあり
臨海留学生軍団は、団体戦優勝よりもそちらを重要視しているってことなんですかね?

無論、ネリーが語っていたスポンサーの評価だったり
アレク監督への評価だったり
団体戦の結果如何であるのでしょうが…。

正直なところ現在の臨海の描写については
ガイトさんが語っていた、真剣な方、ではないのです。


姫松高校 愛宕絹恵



前回140局において
絹ちゃんのターンがおわり
すわ満足の笑顔、というシーンがありました。

このまま終局になってしまってはアレだったのですが
今回141局のラス2局連続失点によって
決勝へ繋がったと考えることもできるでしょう。

悩んでうまくいくこともあるけど
やっぱりうまくいかへんやん

絹ちゃんはまだ悩んでいるのです。
副将戦収支のみをみれば、ラスでもありますし。

決勝においてあと1段階の覚醒がある…はず!


有珠山高校 真屋由暉子



ギリギリの死線から生還することができたユキちゃん。
この副将戦は彼女が飛ぶか飛ばないか、という
ハラハラする部分も見どころではありましたが
彼女は還ってきました。

獅子原爽との約束は守られた訳ですね。

後悔しない、という満足顔で自分のターンを終わらせましたが
その後のどう変わるのか、という部分は描くことができそうな部分です。

そしてこうなってくると、壮大は爽大暴れへの序曲が終わったとも考えられる訳で
試合前、インターバル中、のどちゃんと絡むことで
ある程度ユキちゃんを全国へアピールすることができているのかもしれませんが
まだまだ序の口でしょう。

正直なところ、爽が未知数すぎることもあるのですが
開幕役満を臨海に直撃、とかやりかねないと思っています。


清澄高校 原村和



ブログ開設当初から
のどちゃんが敗北するタイミングは準決勝しかない
と書き続けてきておりました。

それはこの後行われるであろう
個人戦の優勝がのどちゃんだと思っているから
という理由なのですが…。

今回の副将戦の収支を見ると
のどちゃんはなんと前半後半どちらもマイナス収支。

…。

しかし、これを敗北とみることができるのかどうかなのです。

これまでのどちゃんは、トータルで地味にプラスという戦いを続けてきました。
この副将戦で作中公式戦ではじめて、トータルマイナスになったのです。

おそらく練習でのVS咲さん、序盤特訓のVS藤田プロ、などは
そこでも地味にプラスとかの可能性もありますが
マイナスになってる可能性が高いですからね。

現状、のどっち状態のためのどちゃんの本心は見えておりませんが
次局以降差し込まれるであろうインターバル等々で
その辺りについて触れられるのでは…と思っています。

2回戦副将戦前の久との会話が伏線となって…みたいな感じかもですね!

臨海のオーダーはベストなのか?



現状決勝進出最有力候補の臨海女子高校ですが
どうにもメグちゃんが副将にオーダーされているのになんとなく違和感が…。

新道寺が哩ぶちょーを副将オーダーにしていること
それに対してのすこやんの解説
他校のオーダー
それとメグちゃんのメイン能力デュエル、をあわせて考えると…。

まず、わたしのデュエル認識が間違っていては話になりませんので
この副将戦を全てみた後のデュエルについて、を簡単にまとめますと

メグちゃんがまくり狙いの状況で博打デュエルをガンガンかましてきたら非常にきつい

と思ったのですね。

ちょっと違いますかね?

はたまた彼女自身のブレや、判断力の弱さなどを考えると
先鋒戦で絶対エースを要するチームとあたり点数が下回ってしまった場合に
すぐ追いかけられる次鋒オーダー、がベストなのじゃないかなあと思いました。

で、おそらく副将オーダーなのは
単純にVS龍門渕透華のための、メグちゃんのワガママ
なのだと思うのです。

このあたりも、臨海女子高校の綻びととらえたいところですかねえ。
お話が進む程に、臨海女子高校決勝進出が近くなっていきますらね!

副将戦のレベルアップ?



大将戦へ臨む前に、これまでの大将戦開始時点の点数を並べてみました。


全国2回戦大将戦開始時の点数

姫松 127600
清澄 99600
永水 87100
宮守 85700


長野県大会決勝大将戦開始時の点数

清澄  114900
鶴賀  102600
龍門渕 101200
風越  81300


ふんふむ。

咲さんならなんとかしてくれる、と思ってしまっておりますが
これまでの大将戦って、開始時点ではいい位置についてるのですよね。

今回の点差で一番近そうなのは

Aブロック準決勝副将戦開始前

白糸台 177100
阿知賀 102900
千里山 87500
新道寺 32500

これでしょうね。大分点差状況が近いです。


この時はまさかの亦野さん大失点もあり
副将戦終了後は

白糸台 117700(▲59400)
阿知賀 112900(△10000)
千里山 95600(△8100)
新道寺 73800(△41300)

順位変動は無しではありました。

で、上述の副将オーダー云々についてさらにちょっと考えてみたのですが…。
昨年と今年で、副将戦のレベルが段違いに上がっている、と考えられないかなあと。

亦野さんの大失点ばかりが話題にあげられますが
そもそも虎姫ナンバー5の亦野さんをなぜ副将オーダーにしたのか。
単純にそれがベスト、という判断ははずなのですよね。

哩ぶちょーのオーダーも副将レベルなら荒稼ぎできるはずだから…。

ちょっと一段下のイメージが昨年までにはあったにも関わらず
今年はそうではなくなっているのでは!ババーン!

まあ、哩ぶちょーは成功しましたけれども
そことぶつかった白糸台は大失点をしてしまった訳で
となるとメグちゃん副将オーダーについても…。
やはり一番あらが目立つメグちゃんを副将に、という考えだったのかもしれませんね。

その他



Bブロック準決勝大将戦。
この結果で団体戦決勝のカードが確定する
咲-Saki-ファンにとって重要な試合がまもなくはじまります!

数話インターバルとか休載を挟みますかね?

ここから先は、というか副将戦時点で
常にキンクリの可能性があると思っています。

副将戦で有珠山が飛んで清澄高校敗北からの個人戦へのジャンプ

は免れましたが…。

わたしは
団体戦決勝そのものがキンクリされる可能性は非常に高いのでは
と現状考えているのです。

どうなるでしょうね!

あ、今回あの子が還ってきました!
ユキちゃんではなく…。

圧倒的ノーニードボーイ!須賀京太郎!ババーン!

かつて下に紹介する記事にて書きました京太郎論。
今回しれっと、真っ暗なのについて質問をする、という
まさに作品序盤に必要とされていた役割で再登場してくれました。

圧倒的ノーニードボーイ…!須賀京太郎がいた理由、いる理由、いなくなった理由。


逆に考えれば大将戦において…。
こういう質問をしなければならない状況が続く…
ということになるのかもしれませんね。

楽しみです!

といったところで今回は以上!

カン!


2014年4月2日の更新記事
全国編アニメ第12話をみてBブロック2回戦は綺麗な倒叙スタイルの戦いだったとおも…。