嶺上開花マスターのくろもちです。

2015年最初の掲載。
YGが月曜発売なので発売日に買い忘れた方もいらっしゃったようですね。

既に137局掲載号も発売されておりますので
1局遅れの感想です。

しかし隔週掲載だと展開が早い気がします。
と、思ってしまうのは調教されすぎでしょうか。

とはいえ、137局ではその弊害も出ていましたが
それについては次局感想記事にて、ということで。

あ、感想そのものは136局掲載号発売日の夜に書いていますので
実は既に137局で今回の感想の疑問そのものが解消しているものがあったり
矛盾があったりするかもですのでご了承をば。

しれっとした会話に大きな意味



この136局は非常に淡々とした印象があります。
安手で次々と場が流れ、間にメグとガイトさんの回想シーン。
言ってしまえばこれだけなんですよね。

しかし安手の応酬とはいえ
副将戦の4分の1が1話分で終了したと考えれば
かなりスピーディな展開です。

やはり今回もメグメインでお話が進みますが
しれっと書かれた会話の中にも
なかなかになかなかな記述が見られますよね。

ということで今回はそれらをちょいちょいと拾っていきましょう。


メグちゃんのオカルト談義



わりと136局のメインかもと思われる部分です。

というかわたしの咲-Saki-世界に対しての認識の根幹を揺るがすような
実はそれほどまでの衝撃を受けました。

これはコミックス派の方も
収録を是非楽しみにしておいて欲しいですね。

メグは、麻雀の異能に関して
「変なもの」という認識を持っているようです。

能力持ちのキャラクターの中において
このような認識を持ちながら戦う子は
作中初登場ですよね。

異能持ちの子はわりと、素直にその能力に頼っていましたし
その周辺に関しても異能に寛容な姿勢でいるのです。

ただ1人。原村和を除いては。

しかし、今回メグちゃんが
その異能についていってみればこれまでとは異質な感覚を抱いたまま
戦っていることが分かりました。

以前、こちらのシノハユ感想記事にて
咲-Saki-世界において
本当は麻雀をやりたくないけど強制的にやらされている子
っていないなあと書きましたが
メグは
本当は能力を使いたくないけど運が悪いので使わざるを得ない
ということでした。

ふんふむ。

…んん?

じゃあ、なんでそもそもメグは麻雀やってるんですかね?

メグは麻雀をやっていて、になると思うのですが
臨海の皆に会えたことだけはラッキーだった、と語っています。

なにやら、この辺りもまだまだ明かされていない設定があるのでしょうね。

そして、さらに。
自らのデュエルによって、打ち方が縛られているとも考えています。

これについてもこれまで
クロチャーが明確なメリット・デメリットがあるためにその制限についての代表格であり
しかしながらほぼ唯一の制限描写だったように思います。

他の描写といえば…。
Bブロック2回戦大将戦オーラスにて
霞さんが絶一門での手の遅れについてアニメで触れていたくらい…?

他に誰かいたかしらん?

この辺り
例えばリザベーションが姫子にとってのデメリットである
とか考えているわたしとしては
なかなか興味深い部分だったりします。

しかしそもそもメグのデュエルは自動発動ではなく任意発動であるが故の問題で…。

ここいらは放置気味の能力分類
とあわせてきちんとまとめたいところです。

ともあれ、メグはそんなこんなで
結構思慮深く、分析能力もありそうであり
しかし、この副将前半戦ではちょっと何がしたいか分からない打ち方をしていたり
真っ暗なの、という何やらさらに能力を持っていそうだったり
かなり複雑で、面白いキャラクターだと思いました。

となると心配はアニメの…。
なーんて。

回想シーンもとっても大事



咲-Saki-では思う力が戦う力へ変換される。

当ブログへ訪れている方であれば
これまで繰り返し書いてきたことを覚えていらっしゃるかと思います。

今回、ガイトさんとメグの回想シーンにて
作中でこの部分が明言されましたね。

それはアリです、ということですね!

ふんふむ。

かつてこんな記事を書きました。
今一度改めてこれについても考えてみたいところですね。

また今回サンプルとして取り上げられていたのが怜、というのも面白いですね。

確かに昨年から打牌が激変した筆頭キャラでしょうが
千里山3軍だった子の牌譜をいったいどのように入手したのでしょう。

というか、うちのGMが調べたデータ、ってなんでしょ。
そもそもGMってそういうことする人じゃない気がします。
まあしかし、臨海女子高校の規模の大きさの表現ということでしょうかね。

とはいえ、この回想部分。
入りから想定するに、メグはのどちゃんを侮っていたということでしょう。
そういえば、実際に戦いが始まってその印象が変わった、というシーンがありましたよね。

さらには
サトハにデュエルをしかけてまっぷたつにされた
という、ガイトさんの能力についてのヒントのようなものも。

こちらの個別記事にて
VS漫ちゃんの際のアレは能力だったか分からない、と書きましたが
ガイトさんはもしかしたら、相手の能力発動に反応してなんやかんや…。

とかね!

とはいえ、長々とめんどくさい事を書きましたが
なにが言いたいかというと
やはり江戸っ子なのか唐突に
糸瓜の皮とも思っていない
などという古めかしい言い回しを使い出したり
ストライプのワンピースなどと涼しげなものを着こなしたかと思えば
ホットウーロン茶でドヤ顔するガイトさんが可愛いシーンでした、ということですね!

メガン・ダヴァンの能力 136局時点



さてさて、毎回続けているので今回もなのですが
特に新たに明らかになったことは…。

前回まで考えたのは以下

①自分が聴牌時、相手が聴牌しているかが分かる
 (つまり聴牌から一向聴に戻したことも分かる)
 (打点までは分からない)
 (帽子を被って、西部劇スタイルになったら聴牌)
 (聴牌時の衣装はおそらくメグが相手の容姿からの自由な妄想)

②双方が聴牌している際、自分の手番が回ってきた際にデュエルを仕掛けられる(任意発動)

③リーチは必須では無さそう(鳴いてるから)

④おそらく、デュエルを仕掛けた相手から直撃できる
 (これは相手より早く自摸るだと先負と多少かぶるから、というだけの理由)

⑤1対1限定。2人以上の聴牌の際は発動はできるが、他家に対しては通常時と同様の勝負

⑥デュエルを仕掛けた相手からしか和了れない?
 (相手も聴牌継続している必要もある)

⑦常に後手に回る必要が出てくる

デュエルがデメリットとなり
先攻したメンタンピン。高めイーペーで満貫という綺麗な手で
リーチがかけづらいという
⑦が明言された、という感じですかね?

また、絹ちゃんの出和了りに驚いていることから
①も確かなことである、と言えそうですね。

やはり自らがとにかく相手より早く聴牌する。
というのがメグ側の考え方になるのでしょう。

ただ今回次の能力的ななんやかんやがありそうなので
それと組み合わせることでのデュエルの進化も…?

あとは…。
⑧素の運は低い

これは入れなくても良いですかね?

メガン・ダヴァンの攻略 136局時点




これも引き続き考えてみましょう!
目指せハルちゃん!

今回は恭子りんが絹ちゃんにしたアドバイスが確定しましたね。

①そこそこ良い手の時メガン・ダヴァンが
②門前なら13巡目まで向かっていい
③鳴いてたか10巡目までは向かっていい

ふんふむ。

んん??
根拠が分かりません。

が、過去牌譜のデータを元に、ということなので
メグの和了り巡平均とか、和了り点数平均からの算出でしょうかね。

わりと何翻の何シャンテンでー、とか考えがちな気もしますが
この、そこそこ良い手、っていうアドバイスが
いかにも恭子りんぽくてすばらと思いました。

ということで実際に気になるのは
絹ちゃんがそこそこ良い手、をどこに定めていたかですが
満貫以上とかですかね?

しかしそうなると満貫手ならとにかく押せ
みたいな感じになっちゃいますからねえ。

とはいえ10巡目ならば、捨て牌が綺麗なら2段目真ん中。

満貫手ならそれ以降も押しちゃいそうです。

原村和



前回も同じ見出しをつかった気がします!

いいんです!

やはり副将戦。
のどちゃんの戦いは本当に大好きです。

2回戦Bブロック。
空気が読めないと作中でも作品外でも
笑いものにされたのどちゃんは
準決勝でも何も変わらず。

メグの異能にも目もくれず。
絹ちゃんに出和了られても。
有珠山ユキちゃんの動向も気にせず。

あの戦いで、のどちゃんを笑っていた人たちは
同じようにこの準決勝でものどちゃんを笑うでしょうか。

彼女の戦い方は何も変わっていません。
2回戦も準決勝も。

原村和はブレない。
だから負けない。
感動的です。
泣けてしまうほどです。

今回ガイトさんが言っていました。

強い意志がなければ大事な時にまける。

これが、のどちゃんに関係してくるかどうか…。
気になる戦いはまだ続きます。


その他


洋榎ちゃんがお姉ちゃん力を発揮してましたね!
そして気になる台詞。
会場来て分かった、ですよね。

側でオーラ的な何かに触れて能力が分かるとか
そんななんやかんや…?

メグの回想に出てきたガイトさんは
変装後ガイトさんでした。

となると、初対面の時には変装していた…?

上述のガイトさん変装記事について
また妄想が広がる感じですね!

その横の慧宇が、なんかとてつもなくセクシーなのは気のせいでしょうか。
下半身が阿知賀の山大好きなあの子に負けるとも劣らずな感じの
ギリギリなラインになっている気もするのですが…。

といったところで今回は以上!

カン!


2014年1月22日の更新記事
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