嶺上開花マスターのくろもちです。

シノハユ16話感想にもちょろっと書きましたが
今回は臨海女子高校の要
辻垣内智葉ちゃんについて、です。

わたしが
白築ナナ = 松実露子 説をとりたくない理由が
ガイトさんが実は別人なりすましをしてるのではないだろうか
という、妄想に妄想を重ねたものな訳ですが
そこいらへんに触れてみたいと思います。

お付き合いくだされば幸いです。


委員長スタイル



ガイトさんといえば
おさげにメガネ。
古き良き委員長スタイルというやつです。

しかし、本編準決勝前に
じつはそれが変装であることが分かりました。

この部分はアニメ全国編ラストでも描かれましたよね。

素のガイトさんは
ザンバラ長髪のカッコイイ系お姉さん。

麻雀をする時は委員長スタイル。
さらしまで巻いて、おもちの大きさまで調節するという。

ふんふむ。

委員長スタイルでおもちが大きくても良いと思いますのだ。
保科智…ゲフンゲフン。

では、なく。

一体何のために、と妄想を繰り広げてみようというのが
今回のお話、ということですね。

能力説



わたしは当初
ガイトさんが麻雀を打つためには
委員長スタイルになることが必要なのかな、と思っていたのですね。

能力発動をするために、あのスタイルになる必要があるのでは。

ただ、準決勝先鋒戦において
あれが能力なのかはまだ不明ではありますが
漫ちゃん爆発を長ドス振り回して止めるシーンがありました。

そこでは素のガイトさんなんですよね。

さらには、慧宇と中国麻雀してる時なども
素の私服ガイトさんでした。

ということは、この説は否定できそうです。

メグとガイトさん、地元でのやりとり



だとすると、あれは単なる変装と考えて良さそうです。
さらに、メグの台詞もこの点を考える時に重要そうです。

本編11巻 p.174~ ですね。

会場に向かおうとするガイトさんに向けて

メガン「あっ そのままのナリでいーんでスカ?」

智葉「お そうだったな……」

この前後で、素のガイトさんに向けて
地元の子どもたち、大人たちから声援を受けています。

ここから考えられることがいくつかありますよね。

まず、変装前のガイトさんが素の姿であり
地元ではその姿でいるということ。

またガイトさん自身が変装することを忘れている、ということから
日常的に変装しているわけではない、ということです。

下手したら年に数回。
となると大きな大会の時のみ、変装をしている
ということではないでしょうか。

しかし、そうなるとです。
彼女が欺こうとしている対象は
対外的な存在、ということになりますかね?

辻垣内家



前述地元のシーンでの
おじょー
という呼びかけ。

まあ、もちろんお嬢、でしょう。

がんばりなさいよ、という大人からの声援に

「まかせとけ」

とぶっきらぼうに答えるその姿。

さらには、長ドスを振り回して
愛宕ネキをして
「確実に殺しに来てる」
と言わしめるその殺気。

などなど、二次創作においては
カタギではない家の娘として描かれることも少なくない彼女。

上記からするとそれも頷けてしまうのですが
それではあまりにアレなので
ここから妄想を膨らませてみましょう。

変装の意味



地元シーンで女の子2人がガイトさんを
せんせー
師匠
と呼びかけます。

前後の会場へ向かうシーンや声援とともに考えれば
ガイトさんは子どもたちに麻雀を教えている
ということになりそうです。

そして、皆に麻雀をしていることも隠していない。

ここで翻って変装する意味に立ち返りたいと思います。

ストレートに考えると
臨海女子高校を代表する選手が
素のガイトさんのようでは困る。

とかは、ありそうなんですよね。

臨海女子高校を代表するならば
模範的な女子高生であるべきで
それを皮肉ったガイトさんが
あてつけのように委員長スタイルになっている。

ふんふむ。非常にありがちです。

ただ、それならば。
次鋒選手はそもそも制服着ていないし
中堅選手が室内で傘を持って空を飛び
あまつさえ大声で歌いあげたり
副将選手が普通にスカートの下にジャージを履いてたり
大将選手はさらに帽子着用で
上半身が徐々に半裸になるNAGANOスタイルに。

これらについては…どうなりますかね。

そもそも臨海女子に規範も模範も無いんです。

唯一の日本人選手だからこそ、そうあれ
と無理矢理に持って行くこともできるのですが
しかし、それより自然なのは
素のガイトさんが麻雀をしていることを誰かに隠したい
と考えることではないでしょうか。

戦闘装束



さて、ちょくちょく考察妄想関連に書いてきておりますが
咲-Saki-において
家庭環境に問題がある子は
強者である傾向があるように思います。

まあ、これについては単に家庭環境に問題が
としてしまうよりも
思う力の戦う力への変換、に当てはめて
抗う力を戦う力へ変換している、と考えた方がしっくり来るでしょうか。

今だそのバックボーンは明らかになっておりませんが
昨年個人戦2位3位である
荒川憩
辻垣内智葉
この2名についても、それは例外ではないと考えています。

あの委員長スタイルは
そのあまりにテンプレートな出で立ちや
前述のように変装前がカッコイイ系だったり
能力発動シーンで素の姿になっていることから見失いがちですが
辻垣内智葉の戦闘装束なのです。

その抗う姿が向かう対象は
やはり親なんじゃないかなと思ったのですね。

地元ぐるみ



となると、ガイトさんが
高校生大会で麻雀をしていることを親に隠している
ということになるのかなと。

地元の大人たちは応援してくれてますが
しかし親に内緒にしていることは知っていて
地元ぐるみで隠しているけれど
実はガイトさんの親はそれすらも知っていて…。

みたいなのはどうかなあと妄想してみました。

さらに、ありがちだとは言いましたが
実は臨海女子高校の理事とか運営とかに
辻垣内が関わっていたり。

そして、そうなると辻垣内の名前が出ているとモロバレなので
そもそもの辻垣内智葉そのものが偽名なんじゃないか
ということで、冒頭の別人入れ替わり説に繋がる訳ですね。

どんなものでしょうね。

最後に



とはいえ、偽名での大会参加などが可能であれば
留学生云々の国籍詐称だったり
年齢詐称だったり
色々問題が出てきそうなので
偽名入れ替わりはちょっと無理があると思います。

同姓同名だけど見た目が全然違う、ということだけで
親に隠せるかどうか、という点も微妙です。

また、臨海女子高校運営に関わる云々よりは
いっそやっぱりカタギじゃない一家として
シノハユ16話で唐突に登場した裏麻雀的なアレ、に繋ぐ
白築辻垣内ライン を妄想した方がまだ可能性はありそうだったり…。

そんなこんなを妄想すると
ガイトさんはやっぱり重要キャラになりそうで
だけどわたしは姫松清澄決勝進出説なので
そうすると個人戦でガイトさんが…。
そうすれば荒川憩ちゃんと…。

みたいな妄想は広がる一方ですね!

ということで、皆さんも自由な妄想を広げて
なにか可能性を感じるものがあれば
教えてもらえると嬉しいです。

と、唐突にラブライブ要素も詰め込んだところで
今回は以上!

カン!

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