嶺上開花マスターのくろもちです。

咲日和も掲載されていたので
いつものごとく、こちらの◯◯女子一覧に追加してありますよーぅ。



さてさて、ストーリー的にはのんやり進んでいるように
なんとなく見えてしまうシノハユも
こどもマージャン大会が
小学生以下が対象であると考えれば
6年生であるシノチャー達の最後の大会ですから
小学生編集大成!かなり大詰め!
であると考えるとなかなかになかなかではないでしょうか。

ということで毎回色々な視点から楽しもうよ!
的なことをお試しでやっておりますシノハユ感想記事ですが
今回は咲-Saki-の他作品との全体的なリンクを軸に
見て行きたいと思います。

競技麻雀としての視点



この大会のルールを改めてみると
見きれはあり、確証はありませんが
おそらく裏赤、カンドラカン裏、一発無し。
なかなかに渋いルールです。

長野県大会決勝副将戦において
藤田靖子プロが語っていた
現在時間軸の咲-Saki-での
特殊な子を選定するルール、では無いわけです。

ふんふむ。

ここからのストーリーがどう進むか、にもよりますが
もしかしたらシノハユ→本編間において
麻雀の異能、についてのなんやかんや
にも触れられるかもしれませんよね。

楽しみです。

本藤悠彗ちゃん



登場早々皆のハートをしっかり握った悠彗ちゃん。
シノハユにおいては
閑無ちゃんがチョロかわいい感じでしたが
悠彗ちゃんもいい感じですね。

今回は質屋こと周藤瞬斗とリチャードソン白築耕介の絡みを見て
目を輝かせるという逸材っぷりを見せておりますが
それに対しての閑無ちゃんの純粋な感じと
杏果ちゃんの分かってる感じも良いですねえ。

大会予選1回戦、そしてシノチャーとあたったのは2回戦ですかね?

その打ち筋は混一色?
清一色にはならない感じですかね?

これは本編序盤から徐々に薄れていった
染谷まこさんのリベンジ能力でしょうかね?

むしろ悠彗ちゃんはその趣味を最大限に活かして
麻雀牌でカップリングを考えて揃えていく
的なアレに進化してくれたりしたら面白いかもですね。

今回大会が例のスイスドロー方式なのであれば
序盤で負けてしまうのはちょっと痛い。

そのまま悠彗ちゃんは決勝進出ならず、でしたね。

あ、悠彗(ゆえ)ちゃん!

フルネームは本藤悠彗ちゃん!

ということでこれまたいつものごとく
咲-Saki-キャラ変換用のIME辞書ファイルを公開しますのだ!(Ver1.10に修正しました)

こちらに追加しておきましたよーぅ。

改めて皆の打ち筋



悠彗ちゃんは上述の通り。

シノチャーは打撃力で1つの和了りでまくる感じですよね。
競技ルールは赤有りルールと異なり
5200なんて出た日には、うひゃあ!な感じですから
倍満自摸なんてされた日にはお手上げです。

閑無ちゃんは今回麻雀では目立ちませんでしたが
最適解を求める麻雀を目指しているように見えますね。

はやちゃんは…。ダマですよね。
以前ダマと平和が必ずセットで
ラブ&ピース ダマ&平和 麻雀だと思っていたのですが
タンヤオドラのみ、を和了ることもあったみたいなので
これまたちょっと違う感じですかね…?

杏果ちゃんは一体どうなることやら。

シノハユの二人称



ここも気にしたいところですね。

今回新たに

シノチャー → 本藤さん
悠彗ちゃん → 白築

が判明しましたね。

ただ、悠彗ちゃんの独白シーンで
慕、という呼び方がありましたね。

わたしの記憶では
友人から名前を呼び捨てされたのは
転校後ははじめて、じゃないですかね?

読みなおしてみたら転校前には呼び捨てされてました。

…。

この転校前のお友達3人は
インハイとかで再登場しそうな気もす…。

そういえば今回慕ちゃん、と呼んでいた
ちっちゃい頃の桐田凛ちゃんみたいな髪型をした子
って名前分かってましたっけ?

皆の戦う目的



今回決勝に進出したのは
はやちゃん、閑無ちゃん、シノチャー。

そして杏果ちゃん。

昨年ファイナリストの向村雄一くんは
中学生になっているはずなので
この大会にはでられませんね!

さて、この大会にかける皆の意気込みは
言い換えれば戦う理由は…?


はやちゃんは、ざっくり言うと
牌のおねえさんになるために、ですよね。

閑無ちゃんはとにかく
打倒はやちゃん。

シノチャーはナナさんに自分の姿を見つけてもらうために。

杏果ちゃんは…。
現時点では、付き合いで出てみたというところですかね?

敗退した悠彗ちゃんは
オタク趣味を満喫するために東京へ行きたい。


実は優勝しなくては目的が達成できないのは
瑞原はやり
ただ1人、なんですよね。


ふんふむ。


閑無ちゃんと杏果ちゃんは
はやちゃんに引き上げられる形になっておりますが
シノチャーは他の子達とは異なるベクトルなんですね。

この辺りは今後も大事な部分になると思われます。

とはいえ
誰が優勝するのか、という点を
重要視させないお話の構成は
非常に面白いと思います。

継承される思う力の戦う強さへの変換



何度も書いてきておりますが
咲-Saki-において、
思う力は戦う強さへ変換されていると思うのです。

今回の大会決勝前
はやちゃん、閑無ちゃん、シノチャー
三者三様の思う力が描かれていました。

師弟、家族、仲間、友人…。

ここからもちろん細分化してはいきますが
咲-Saki-本編で戦う子達にも
この思う力は引き継がれていきますね。

もちろん、今回少し距離感を出すように
おそらくあえて表現された悠彗ちゃんですが
彼女の自分の趣味のために!やりたいことを!
という特殊な目的も
現在本編連載最新分で奮闘する
有珠山高校に引き継がれていますね。

この辺りは非常に面白い描写だと思います。

しかし、となると…未登場なのは

本当は麻雀をやりたくないけど強制的にやらされている子

とかでしょうかね?

なんとなあく
すこやんを思い出してしまうのは
何故でしょう?

咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A のスピード感



今回の感想記事を書くために
という理由をつけて色々読み返しておりました。

シノハユは今回で14話。

阿知賀編の14話ってどこいらへんか覚えてます?

なんと準決勝次鋒戦が終わり
たかみーがハーベストタイムを繰り出すところまでです。


もちろん掲載ページ数が異なるので
単純に比較はできないのですが
改めて20話、1年半で完結した
咲-Saki-阿知賀編 episode of side-Aの展開のスピードを思い知りました。

その他



シノハユは常に
時間軸がジャンプするかもしれないお話です。

今回の引きから、
大会後まで
中学生編まで
極端な話インハイまで
時間が吹っ飛んでもおかしくはない構成になっています。

わたしはシノハユのゆったりした進行スピードが好きなので
実はちょっと恐れすら抱いてしまいます。

次号は大会決勝戦が描かれるのかしらん?

それとも…。

あ、はやちゃんのおもちはいつおもちになるのでしょうかね?

のどちゃんやクロチャーはわりと成長が早かったようですが…。

6年生時点でまだ鉄板なはやちゃんが
あんなおもちををおもちになるなど
誰が予想できるのでしょーか。

そこにも淡い期待をしましょうかね。

というところで今回は以上!

カン!

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