白望「そう、あれが宮守が誇る腰つきがエロい女」エイスリン「サエボンダイナマイッ!」の続きです。

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トシ「せめて後1年、早ければねえ」
豊音「…」
トシ「まだ、あの子達と一緒に戦えたんだけどねえ」
豊音「その話はもういいよー」
トシ「次はあんたの番だよ」
豊音「うん…」
トシ「あんただけのために戦ってみな」

豊音「全部、使って良い?」

トシ「好きにしな」
豊音「分かったよー」
トシ「個人戦が冬に延期になっちまったんだ」
豊音「個人戦でやるつもりだったんだけどー」
トシ「こないだは、わたしのせいで負けたようなもんだからね」
豊音「そんな…!」
トシ「わたしから離れて、好きにやってみな」
豊音「でも…」
トシ「もしその後も、わたしの力が必要なら来ればいいさ」
豊音「いいの?」
トシ「ああ、待ってるよ」
豊音「うん!」

トシ「世話してくれるのは、わたしの信頼できるやつだから」
豊音「ちょー楽しみだよー」
トシ「そろそろ南下してくるだろうから、合流しな」
豊音「南下…?北にいるの?」
トシ「北に2人、南に1人」
豊音「分かったよー」

トシ「じゃあ、きをつけるんだよ」
豊音「ありがとーございます」ペッコリン
トシ「なに言ってんだい」
豊音「わたしが我儘言ったから…」
トシ「…」
豊音「でもやっぱりわたしは…」
トシ「…良いんだよ」
豊音「…」

トシ「子供の我儘を聞くのが大人の仕事だよ」


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辻垣内亭 廊下

煌「ふわぁ…」
マホ「…なんなんでしょうここは…」
智美「ワハハ。そんなにビビるなー」ワハハ
煌「いやいや、だって、さっき外にいた方々は…」
智美「…ボディガード、かな?」
マホ「…はぁ」
智葉「智美ー?連れてきたか?」
智美「おう智葉ちん。連れてきたぞー」

智葉「よく来たな。歓迎する」
煌「これはこれは、よろしくお願いします」ペッコリン
マホ「よ、よろしくおねがいします!」ペッコリン
智葉「大丈夫だったか?こいつの運転は?」
煌「なかなかにスリリングでしたね」キラン
マホ「楽しかったですー」
智美「ワハハ。そうだろそうだろー」

智葉「…ふぅん。こいつが例の、か?」
マホ「!」ビビクン!
智美「そそ、例の、だなあ」
智葉「ふぅん…」チロ
マホ「うう…。花田せんぱぁい…」ギュー
煌「マホ。失礼ですよ。いくらなんでもとって食やしません」
智葉「…お前さんの方が幾分失礼な気もするが…」
煌「いや、失礼しました」
智美「ワハハー。すばらちゃんは強いなあ」

煌「蒲原さんと、辻垣内さんは、その、お知り合いだったのですか?」
智美「んー?まあ、ばあちゃん同士が友達っていうかー、なあ?」ワハハ
智葉「よく知らんが、そういうことらしくてな」
智美「ワハハ。知らない仲じゃないっていうか、旧知の仲っていうかー」
智葉「知らん知らん」
智美「ワハハ。これだもんなー」

智葉「こっちだ、他の奴らもいる」
智葉「とはいえ…。まあ、良くない状況だがな」
煌「…???」

ウヒイイヤアアアア!
テルヤンノデングリガエリガトマランデー!

煌「???」


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辻垣内亭 智葉の部屋

照「ひいいいやああああ!」グルングルン
穏乃「うおおおおおおお!」グルングルン
誠子「なんで穏乃まででんぐり返るんだよ!」
穏乃「いやあ!なんか対抗したくなって!」グルングルン
憩「意味わかれへんよwww」

利仙「こんなことならかすたどんを買ってくるべきでした…」
憩「いやいや、それはちゃうで利仙ちゃん!?」
誠子「そうですよ!かるかんが無かったらわたし達は白糸台で散っていた!」
憩「散るいうなやwww」

穏乃「いやあ!この回転力!流石ですね!」
誠子「感心する場所がおかしいぞ!?」
穏乃「この回転力が連続和了を生み出しているのか…」フム
誠子「違う違う!いくらなんでも間違えすぎだぞ!」
憩「雀卓の前ででんぐり返ったら、みんな驚くやろなw」
利仙「…ふふっ」

ドアガチャー

智葉「連れてきたぞ…。って、まだでんぐり返ってんのかよ、こいつはよ」ハァ
智美「神の使いかもしれないぞー」ワハハ
煌「どうも、皆さんお久しぶりです」
穏乃「あ!花田さん!お久しぶりです!」ペッコリン
誠子「やあ、どうも」
利仙「こんにちは」
憩「お久しぶりですーぅ」
煌「あらあら、皆さんお揃いで。すばらです!」

照「ひいや…。すばら?すばら?」ピタッ
穏乃「おお!照さんのでんぐり返りが止まった!?」
照「ああ、煌か。久しぶりだね」
煌「壮健そうでなによりです。照さん」
誠子「…壮健…?」
憩「まあ、あの回転は壮健じゃなきゃできひんやろしなあwww」

煌「一体全体どうしたんですか?そんなにでんぐり返って」
照「うん。あのね、かすたどんとね、萩の月がね、ぐるぐる回るんだよ?」
煌「そうですか、それはすばらくない」
照「うん。大変なんだ」

智美「意味わかるかー?」
誠子「いや、全然わからないです…」
智葉「あいつには伝わってるのか…?」
憩「分からへんけど…。すばらちゃんならあり得る…んかなあ?」

煌「ふふふ。でしたら、これなんかすばらじゃないですかねえ?」チラ
照「!」キラン
煌「気持ちばかりですが…。つい先日まで東北の方におりまして…」
照「知ってる。ねえねえ、それなあに?ねえ、煌?それなあに?」ブンブン

利仙「花田さんの袖を掴んでぶんぶんしてますね」
智美「まるで駄々っ子だなー」ワハハ
誠子「なんで宮永先輩はあんなにすばらさんに懐いてるんだろう?」
憩「なんや、準決の相手にはあんなんになるみたいやな」
穏乃「そういえば、玄さんにもあんなでしたねえ」
智葉「あいつ時たまああなるんだよ」
憩「麻雀で全力出した相手にはああなる、みたいなこと言うてたね」

穏乃「へええ、じゃあじゃあ、お二人にも?」
智葉「たまあにな」
憩「わたしにはあんましてこないですよーぅ」
智葉「年下だからじゃねえのかな?」
憩「えー、せやったら玄ちゃんとすばらちゃんもやんか」
智美「その2人は、なんというか…」
誠子「わたしと同学年だけど、安心感が別格な気が…」
憩「ぐぬぬ、悔しいけどその通り…」
穏乃「ふふふ」ドヤァ
誠子「なんで穏乃が得意げなんだよ…」

煌「これはですねえ…」
照「うんうん。なあに?」ブンブン
煌「道中買ってきました!宮城県銘菓のずんだもちと萩の月!」
照「!!!」パァアアアア
煌「ふっふっふ。食べたがるだろうと思いまし…」
照「すばらっ!」ギュー
煌「ちょちょ、照さん!?皆が見てますよ!?」ダキシメラレー
照「煌は最高にすばらだ。大好き」ギュー
煌「はいはい、わたしも大好きですよ」セナカポンポン
照「すばらぁ」

智葉憩穏乃誠子智美利仙「「「「「「ふふふ」」」」」ニヨニヨ

煌「ちょ!皆さん見てないで!」
照「すばら♪すばら♪」
煌「はいはい、照さんはちょっと落ち着いてくださいね」
照「すばー」

マホ「…」ポカーン


?「うふふ」

ノセッ

マホ「ん?この神秘的な重みはなにか懐かしい気がします」
?「だーれだ?」
マホ「え?でも、鹿児島にいるはずで、ここは東京で…」
?「あらあら、うふふ」

クルッ

霞「マホちゃーん」
マホ「ええっ!?石戸さん!?」


カン!

その14へ続く!

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