嶺上開花マスターのくろもちです。

咲日和が休載だったことによるショックは大きいですが
それでもシノハユは掲載されてますからね!

ビッグガンガンを購入したは良いものの
この2作品が休載だった日には…。

などと余計なお話をして
毎度のネタバレ回避の術です。

と、雑な感じでシノハユ感想に入りますが…。


まふふのライブに呼ばれたよ!
はやちゃん関東へ初上陸!

…2行で説明できました!

まあ、初では無いかもしれませんが…。


じわじわ進むのはシノハユ7話感想でも書いたとおり
わたしとしては、どんとこい展開です。

小林先生も好きな様にお話を展開できているのかなあなんて。


さて、それだけで終わってしまってはなんなので。

今回はこの10話を
漫画の表現手法的な点から
ちょっと考えてみようかなと思います。

YG掲載の本編と
ガンガン掲載の阿知賀編では
よくよく見てみると
断ち切りの使い方がちょっぴり違うのです。

断ち切りってなんぞ?という方は
コマの線が書かれていない部分
といえばお分かりになりますかね?


おそらく雑誌の広告掲載方法などにも
関係はしていると思うのですが
小林先生はページ左下のコマを
断ち切りにする割合が非常に高いです。

この断ち切りの使い方として
本編初期や阿知賀編については
断ち切り→見開きという使い方が多いです。

本編1巻阿知賀編1巻を見ていただくと
一冊にかなりの数その使い方があるのがわかると思います。

ですが、最近の本誌連載最新分やシノハユを見ると
断ち切り→次頁上部断ち切りという使い方が増えてきており
どちらも連続したシーンの繋がりを表現していることにはなりますが
断ち切り→次頁上部断ち切りを使うことで
より「連続したシーンの次の展開」へ視点誘導させ
その部分のストーリー展開のテンポを早めていると思われます。

シノハユはつまり、お話自体のテンポはゆっくりですが
このような部分で以前よりも読者がお話を読むテンポは早くなっている
という、ちょっと面白い構成になっていると思うのです。


またこの回は他にもなかなかな表現手法が使われておりまして
例えばまふふと別れた後の時間経過の表現シーン。
ビッグガンガンp.473とp.474ですね。

これまでの咲-Saki-であればここは1ページです。
p.473下段のコマをさらに細かく割っていく手法ですね。
阿知賀編1巻のp.36のような表現ですかね。

しかし、シノハユではそのまま時間経過が描かれます。
また群像劇としての咲-Saki-や阿知賀編では
その経過のシーンがそれぞれ描かれてきましたが
今回のシノハユ第10話では
はやちゃんの時間経過のみ、が描かれます。

阿知賀編で、シズチャーと別れた後ののどちゃんのシーン同様ですかね。
(阿知賀編1巻p.81、p.82)

しかし、ここで大きく阿知賀編と異なるのは
はやちゃんの内面は描かれ、のどちゃんの内面は描かれていないこと。

特に、ビッグガンガンp.474については
非常に分かりやすい3コマがありますね。

はやちゃん顔アップ

はやちゃん背後から窓

はやちゃん越しの窓アップ

このしつこいくらいの表現。
このシーンを止めてアップにする手法は
ある漫画家さんの表現に非常に似ています。

おわかりになりますかね?

そう!楳図かずおさんです!ババーン!

効果としてはそのまま半ば強引に
読者をそのシーンへ引きずり込む効果がありますね。

咲-Saki-シリーズではこれまで
このような表現手法は使われていなかったので
なかなか興味深い部分でした。

また次頁の反時計周りの時間経過は
阿知賀編で初瀬ちゃんが驚愕するシーンでも使われておりましたが
今回はそこからさらに追加の手法が取られており
まふふの笑顔アップ、そしてはやちゃんに何かを継承させる手
ここが左断ち切りになっておりますが
これはこのお話のラスト。
まふふライブのシーンでのまふふアップが右断ち切りであるため
そのシーンへの繋がりをもたせ
はやちゃんの内面のまふふ像の移り変わりに
連続性を持たせているのだと思われます。

このような部分に注目して
作品を追ってみるのも面白いかなあと思います。

そういえば、はやちゃんもまふふを思う時
空を眺めていましたね。
そこに涼風は吹いているのですかね?


さてさて、今回はやちゃんママが登場しましたが
これもかつての咲-Saki-シリーズには珍しい
はじめてといっても過言ではないかもしれない
母娘の家族団欒シーン!

非常に関係の無いお話ですが
ハンバーグ食べているシーンで
はやちゃんのお家はコンセント結構高いところにあるなあ
などと気になっていましたが…。

話を戻しますね。

もちろんシノハユ第1話でも一瞬ありましたが
咲-Saki-においては
咲さんと界さんがちょっと会話をしたくらい
阿知賀編では…。アラタチャーと公子おばあちゃんが会話をしたくらい
でしたかね?

このようにこれまでの咲-Saki-シリーズとは
一線を画した表現が行われるシノハユ!

毎月目が離せないですね!

来月はおそらくはやり④でしょうが…。
その後には誰が主人公になりますかね?

これも楽しみなところです。

というところで今回は以上!

カン!

あ、まふふライブのモブに
モヒカンがいないかなあと思いましたが
いませんでした。

でも、バスノガシマジギレバイオレンスボーイはいたはずですよね。多分。

もいっこカン!

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