嶺上開花マスターのくろもちです。

この記事がアップされるころには
おそらくシノハユ第10話掲載のビッグガンガンが
発売されている頃と思いますが
そのタイミングで本編最新話について
すこし触れてみたいと思います。

毎回の本編感想記事については
未だに少し検討中です。

これくらいタイミングをずらせば良いかなあ
どうなのかなあ、なんて色々考え中です。

とはいえ、この128局「涼風」は
あまりにも見どころが多かったので
諸々書いてみたいなあと思ってしまいました。

さてさて、よろしいでしょうか。
そろそろ最新話に触れますよ?


ついにBブロック準決勝も中堅戦が終了しました。
以前書きましたこちらのような展開になりそうな
有珠山高校が危うい展開です。

岩館揺杏。
想像以上に良いキャラでした。
試合後、涙をぬぐってましたが…。

これについては、悔しさと安堵感からの涙だったのかなと思います。

有珠山高校については
ひらめき浩子ことフナQ先輩曰く
副将大将が強い。
次鋒がちょっと頑張ってる。
成香と揺杏についての評価は低いようです。

しかし有珠山高校は
このオーダーで地区大会から勝ち進んできた訳です。

揺杏については、あの性格であの打ち方。
一見不真面目とも取れるような言動をしながらも
これまでチームとしては勝ち残ってきた訳です。

ですが、この準決勝において
飛び終了、有珠山高校敗退が目前まで迫ってきました。

やりたいようにやってこれまでやってこれちゃった。
しかし、今回は上手くいかなかった。

もしかしたら竹井久との対比になるのかもしれません。
久は未だ、やってこれちゃってますから。

それゆえの、あのシーン。
「試合中なんだけどマジ」
だったのかなあ、と。

あの揺杏のギャグテイストな台詞は
上手くいっていない自分への苛立ちからの台詞だったのかなあ、と。

そんな風に思いました。

とはいえわたしは、このBブロック準決勝中堅卓の揺杏は

Aブロック準決勝先鋒卓のすばら先輩
Bブロック2回戦大将卓の咲さんor恭子りん

この2人に匹敵する厳しい戦いを生き延びたのだと思っています。
揺杏。よく飛ばずに持ちこたえたなあ、と。

これで副将、大将に繋ぐことが出来たわけで
上手くいかなかった悔しさと
生き延びた安堵感と
ないまぜになっての涙だったのではないでしょうか。


さて、全国編アニメ放送もあった
Bブロック2回戦については
清澄ヒール演出の戦いだったと
アニメ感想記事にしつこく書きましたが
ではこの準決勝はどうでしょう?

今のところ、主役となって話をまわしているのは
臨海女子高校、だと思っています。

各キャラクターの心情、回想
そして決勝を見越した戦い方
様々な部分を臨海女子高校は見せてくれています。

しかしわたしは
このページをPCサイトを見てくださっている方はご存知の通り
姫松高校勝ち抜けを予想しておりますので
ここでひとつ、準決勝については2回戦とは異なる視点で見てみようかなと。

この準決勝については
各個人の思い、戦い
という部分がピックアップされているように思います。

先鋒戦、次鋒戦はまたの機会にするとして
あ、またのといえば、亦野先輩については後で触れますね!

閑話休題。

この中堅戦。
注目すべきは久VS洋榎なのかなと思うのです。

わたしは清澄高校の勝敗については
竹井久の物語として読んでいます。

久はこれまで、麻雀での勝負には負けていないと思うのです。
地区大会個人戦での咲さんくらいではないでしょうか。

VS明華を考えても跳満直撃と明華親番での跳満自摸。
風神VS悪待ちは、悪待ちの勝利と考えて良いと思います。

しかしただ1人、久と決着がついていないのが洋榎です。

久が個人戦に出場しないことを考えると…。
洋榎との決着は、決勝まで持ち越されたのでは…。

などと、姫松勝ち抜けの要素を見つけてみる所存。


最後になりますが、ついに白糸台メンバーが台詞付きで本編に登場。
全員阿知賀編に比べて大人っぽいですね。
亦野さんがかわいい方向にシフトしていますね!
アニメのかわいらしい亦野さんが好きなので
非常にアリですね!

と、前置きはこれくらいにして例のシーンです。

照が淡に問いかけられ、咲さんが妹であると答えます。

一度は「ち…」と否定しかけましたよね。
おそらくは、条件反射なのでしょう。

妹についての問いかけには、いない、違うと
照は何度も何度も、何年も
それこそ機械のように繰り返してきたのです。

この後に出てくる西田記者のような
下衆い連中からの勘ぐりに
何度も何度も繰り返してきたのです。

だからこその「ち…」なのでしょう。

淡の無垢な目に見つめられ
照は、ついに、妹がいることを認めました。

わたしは宮永姉妹の謎について
肩入れしすぎている感がありまして
なんだろう、泣けてしまいました。

それこそ「ちっくしょ」です。

淡も淡で、おそらくこの問いかけをするタイミングを
常に見計らっていたのでしょう。

アイス食べようよぅ、からこの問いかけの間に
淡は照との二人きりの時間、空間に
涼風が駆け抜けるのを感じていましたね。


そして、照の回答の後の見開き。


おそらく何年もの間
照が自分の中だけに閉じ込めてきたものが
涼風とともに解き放たれた瞬間です。


咲も照の事を考える時
空を見上げていました。

照も同じく空を見ています。

おそらくそれは姉妹が2人で歩いた
嶺上に続く、空なのです。


今回は以上!

カン!

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